ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

この一年でつくったもの——2020年DIYまとめ

ほぼ在宅ワークで一年が終わる

思えば毎日出勤していたのは、2月なかばごろまでだったように思います。授業や成績登録がすべて済んで、入試の山場を越える頃、いよいよコロナウィルスの流行も深刻になってきたというので、私は自宅で仕事をするようになりました。

4月からのオンライン授業実施後は、ほぼ毎日家で授業の準備、教材の配信と採点をこなし、会議もすべてオンラインで参加してきました。

昨年は、自宅書斎の本棚をととのえました。

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もう自宅に私がつくるものなどなさそうだと思えていたのですが、毎日家で仕事をしている私にとっては、DIYは適度なストレス解消法でした。(計画を立て、木材を組立て、きれいにしあげるという一連の作業を自分のペースでできるというのは気分がいいものです。というより、ほんらいそういうストレス解消を研究活動の中でできないといけないのではと思います。)

以下、それぞれブログの記事にしていますが、この一年でつくったものを振り返り、制作物を現在どのように使っているかをまとめます。

 

今年つくったものをふりかえる

4月 ウッドソファ

長すぎる春休みで退屈するなかで、工作でもすれば気分が盛り上がるかなと軽い気持ちでウッドソファを作りました。もとは私の部屋に置くつもりでしたが、現在はリビングの真ん中に置いていて、ときどき猫が座っています。

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何度もやすりをかけ、オイルステインでてかてかに仕上げたひじ掛けですが、猫がいつも滑って爪を立てるので、傷だらけになってきました。まあ、それも味でしょう。

6月 ベランダ用テーブルとベンチ

外出自粛の影響で、ベランダ飲みやベランピングが流行ったのが、初夏のころでした。わが家はあまりベランダに出る習慣はなかったのですが、毎日自宅にいて、気分転換にベランダでお昼を食べたりすると気分が良かったので、5月ごろは毎日のようにベランダに出るようになっていました。ベランダ生活を快適にしようと、テーブルとベンチを自作しました。

その後台風の季節に、ベランダ家具は室内に取り込み、現在は私の書斎に置いてあります。

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猫がいるし、もう寒い季節なのでベランダ飲み会はできませんが、また季節がよくなったらベランダに出たいものです。

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9月 キッチン用猫ガード

8月半ばから猫を飼い始めましたが、日ごとに成長し、いたずらもひどくなってきました。人がキッチンで何かを作っているのが気になるようで、すぐにキッチンに進入したがります。刃物や食べられないものなどに手を出すことが心配だったので、カウンターと調理台の間に格子状の猫ガードを設けることにしました。

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その後子猫は成長し、現在はキッチンから、レンジフードや冷蔵庫、食器棚に上ったりと活動範囲を広げています。

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猫ガードはもはや無意味かもしれませんが、どこからでも侵入されうるキッチンの一方向を守ってくれるという意味では、いちおう役に立っています。

 

11月 キャットタワー

猫を飼い始めたころから、作ろうと思っていたのがキャットタワーでした。

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猫がどんどん大きくなって、いたずらもひどくなってきたので、キャットタワーを作り、思う存分遊べるようにしようということになり、11月に入ってからYouTubeなどで資料を探して、自作することにしました。

テーブルや本棚などこれまで作ってきたものに比べると、はっきりいってだいぶ簡単でした。頑丈で安全でさえあれば、あとはかなり適当でもよかったからです。妻に助けてもらって、毛布と麻紐で仕上げをして、数日たつと猫もすっかり慣れて、よく遊ぶようになりました。

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しかし私たちは、猫の跳躍力を侮っていました。数日後にはほぼ最高段(高さ2mくらい)から直接床に飛び降りたり、テーブルやイスに飛び移ったりするようになりました。そしてついには、窓際の壁につけていたエアコン室内機に上るようになってしまいました。写真でもわかるようにタワーからは50cm以上、高さも1mくらいあります。なぜこんな何もできない場所に飛び乗ってしまうのでしょう。下りられなくなってしまったり、あるいはエアコンを落としてしまってはたいへんなので、私が脚立に登って救出しました。

このことがあって、キャットタワーはエアコンから遠い、部屋の角に移設しました。

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リビングの角には、以前からイスを置いていて、ここが彼女の午前中の居場所になっていました。そのため新しいキャットタワーからも外を眺めたり、居眠りをしたりと快適に過ごしています。

キャットタワーについては、まだすこし木材のあまりがあるので、もう一本柱を立てて、空中を移動できるようにしようかと思っています。