ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

論文の書き方

備忘メモ:Excelの名簿からWordで宛名ラベルを作る方法

たまにしか使わない操作なので忘れてしまうこと たまにしか使わないので忘れてしまっていることを自分でメモしておくシリーズの過去記事 1)名簿を確認する 2)Wordを立ち上げ、差し込み文書、ラベルの作成を選択 3)宛先の選択から、使用する名簿のファ…

新作論文紹介「南島ユートピアとオカルティズム」

新しい論文が出ました ここ数年、科研費は毎回不採択だし、あんまり研究も進んでないし、このままぬるま湯のような職場で二流の研究者として朽ち果てていくのだと思いかけていました。 しかし、どういうわけか(たぶん在宅勤務が性格に合っていたからでしょ…

論文を書くときの道具2(PCとタブレット編)

PCとタブレットをどう使うか 前回は文房具の話をしたので、今回はPCとタブレット編です。 schlossbaerental.hatenablog.com 何でもiPadでできるようになり、以前より文字を書いたりする機会は減っていますが,それでもやはり、論文や翻訳など、ふだんの研究…

論文を書くときの道具

ひさしぶりに文房具の話をしたい 昨年春にiPad Pro13インチを購入し、あらゆる文房具の役割をiPad Proが奪ってしまったように思います。メモを取るのも、ノートにDIYのための設計図を書くのも、論文を読んだり、授業資料を集めたりもすべてiPadで済んでしま…

百万遍、大阪コピーの思い出とBSBのスキャナ

ミュンヘンBSBで毎日スキャナの前で過ごす ミュンヘンに来て一週間、毎日バイエルン州立図書館(BSB)のスキャナ室で、文献をコピーして過ごし、現在はウィーンに移動しております。 ウィーンのオーストリア国立図書館 バイエルン州立図書館は、フランクフル…

どうやって博士論文の完成までたどりつくか?

学会に行ってきました 先日、日本独文学会京都支部の研究発表会に出席してきました。 京都支部は、院生・専業非常勤時代に大変お世話になってきた会です。現在は阪神地区の大学に務めています(私たちの分野では、関西に京都支部と阪神支部の二つがあります…

論文を書いてる途中で気づいたこと

論文を書きながらいろいろ気づく 四月から今月にかけて、仕事がかなり忙しくなっていました。 五月の連休には、和歌山での講演のしごと(これについても近日中に感想などをまとめます)、そのあとには、論文の締め切りが二つあります。そのうち一つの論文は…

備忘メモ:コンピュータでドイツ語を書く

もうすぐ2016年前期も終わろうとしています。私のドイツ語のクラスでは、学期末の課題として、試験の予想問題や自由作文、長文の日本語訳など、授業時間外に自分で時間をかけてやる課題を出しています。今回は、課題などに役立つコンピューターやスマートフ…

備忘メモ:本文と後註の境目を消す、後註の行数を揃える

先月書いた、註の番号に)をつける方法に続き、自分自身の備忘メモとして、後註がはじまるまえの区切り線の消し方や、後註と本文との行数を揃える方法についてまとめておきます。 今回も使用するのは、Word for Mac 2016です。 本文と註の区切り線を消す は…

2003年春、手探りで論文の書き方を模索していた頃

講義の資料に使えそうな昔の発表原稿や資料などをHDDのなかから探していると、2003年ごろのメモ書きが出てきました。コンピュータに保存してあるデータというのは、全く場所をとらないものですから(当然ですね)、何でこんなものまでとっておいたのかと思う…

備忘メモ:脚注にカッコをつける

毎年注のつけ方を忘れてしまっている! 日常的に論文を書いたり読んだりしています。全体的な書き方のルールのようなものは、大学院生の頃に身につけて、そのまま現在に至っています。学会誌でも学内の紀要でも、文字数やページ数の制限は違えど、だいたい同…