コロナ2年目の今年、遠くに出かける代わりにいくつか大きな買い物をしました。今回は今年買ったものについてまとめます。
１ 冷蔵庫
結婚したときに買った冷蔵庫がやや手狭になってきたので、少し大きなサイズの冷蔵庫を一月に買いました。AIが搭載されていて、近隣のスーパーの特売品情報や、旬の食材を使った料理の提案などをしてくれます。最初は家庭用ロボットのロビタのようで、気に入っていました。
冷蔵庫ロボットになる以前は何をしてきたのだろう？もしかしたら人間だったのかもしれないね、などと言い合っていました。しかし扉を開けるたびにあれこれしゃべるのが煩わしいので、最近は音を出さない設定にしています。
冷蔵庫の買い替えに伴い、食器棚も古いものを廃棄し、自分であたらしい食材・調理家電用の棚を設置しました。これは設計や組み立てがけっこう大変でしたが、すごく使いやすく役に立っています。この棚が今年のDIY部門の一位です。
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２ Canyonのクロスバイク Roadlite CF8.0
通勤用に高級クロスバイク、キャニオンのロードライトCF8.0を購入しました。送料込みで24万円くらいしましたが、軽さや快適性などを考えると妥当な値段だと思いますし、昨今の商品不足を考えると、海外メーカーのロードバイクを数ヶ月待ちでオーダーするなら、在庫があるキャニオンのクロスバイクを選んだほうがいいとも思います。
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３ ソニーα9
猫写真をとるためだけに購入したカメラですが、ダイニングテーブルに置きっぱなしにして、本当に毎晩猫の写真を撮っています。昼間キャットタワーで遊ぶ猫を撮るために、ソニーの単焦点50mmのレンズを使っていましたが、夜にソファの上に座っている猫のニャー顔を撮るには、24-105mmレンズの望遠端を使っています。
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ほか、カメラはX-E4、GoPro10を購入しました。GoPro10は画質も使い勝手もこれまでの機種より優れています。昨年買って動画撮影用にしていた、フジX-T4とパナS5は、あまり使う機会がなくなってきたので売却するかもしれません。
４ ゲーテ全集 ミュンヘン版
買ってよかった本もいくつか上げておきます。まずはこれ。全30冊を超えるゲーテの全集を買いました。新古で6万円くらいしました。
巨大な箱で届きましたが、中身は案外コンパクトでした。
このような薄い紙のペーパーバックが33冊（ケース3個に分かれて）入っています。
古本にしてはちょっと高いとは思いますが、状態が良くきれい（ほぼ未使用だったようです）だし、ペーパーバックで嵩張らないのでどこにでも置けます。この全集をときどき開いて、これまで読んでこなかった作品や解説などを読んでいます。この全集を入手したことが、古典をちゃんと読もうと思うきっかけになりました。
ゲーテのほかにも、この一年は全集一気買いなどまとめて買った本がたくさんありました。このことについてもそのうち書きます。
５ ドイツ文化事典
年始に研究費がもう残っていなかったので自腹で買いました。文学、歴史、音楽などでよく知られているドイツですが、政治や科学技術、演劇や映画など、日本であまり知られることのないドイツのさまざまな面について、充実した執筆者たちの解説で手軽に知ることができます。去年から担当している三年生向け講読の授業では、現代ドイツ文化をあつかったテキストを読んでいますが、自分自身が詳しくない分野だと授業準備もたいへんでしたが、この事典は授業の補足資料として非常に便利です。
執筆者いちらんを見ると、職場の上司や旧友、SNSでやりとりしている研究者仲間や現地のライターさんなどいろいろな知っている人が名を連ねています。まるで自分が呼ばれなかった飲み会の記念写真を見るような悔しい気持ちにもなりますが、まあそのうち私にも何か回ってくるでしょう。
６ アウディＡ５
先日の記事で、不妊治療をしていたころにアウディを買ったことを書きました。アウディA４はまだまだ走りは順調でしたが、今年は結婚10周年だし、ということで以前から憧れていたアウディA5スポーツバックに買い換えました。
車を買って最初に長距離ドライブをしたのが、4月の十津川村の桜見物でした。
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車幅184cmの大きな車ではちょっと怖い道ばかりで、あきらかに行き先を誤ったと思います。そういった狭くて怖い道以外がとても快適に走れる車です。私がとくに気に入っているのは液晶モニタのメーターパネルです。地図やオーディオの情報などを写すこともできます。
日頃の通勤は自転車なので、実のところそれほど乗り回す機会はありませんが、たまに乗るにしても気に入った車だと楽しいものです。買ってよかったといつも思っています。
７ エルゴヒューマンのチェア
今年の夏ごろに買いました。それまで10年以上、安物のオフィスチェアを使っていました。座面の傾きや深さが体に合わず、いつも腰枕を挟んで座っていましたが、毎日のオンライン授業ですっかり腰を悪くしてしまったので、思い切って高級チェアを買うことにしました。
梱包があまりにも大きくて驚きました。
座面や脚、背もたれなど大きなパーツがやや重いのですが、組み立て作業自体はすぐにできました。
組み立て作業まで搬入時にやってもらうサービスもありますが、私は自分で組み立てました。工具も同封されているし、ちょっと重い部品さえなんとかすればそれほど難しくはありませんでした。
柔らかすぎない座面や、しっかりサポートの入った腰や背中がすごく気持ちが良く、とても快適です。在宅勤務が大いに捗ります。
８ モンベル ペダリングパンツライト
春頃通勤のために買いました。
自宅から職場までは、早くても45分、ゆっくりペースなら１時間10分くらいはかかるので、ふつうの服装ではかなり汗をかきます。ズボンはしわだらけになったり、生地が痛む恐れもあります。そこでモンベルのサイクルパンツを買ってみました。ストレッチで薄い生地のため、脚を動かしやすく、通気性がよいので真夏以外は汗が気になることもありませんでした。このパンツがあまりに快適だったので、その後もやはり自転車通勤とはいえ、サイクリングのための専用品を身につけるべきだと思うようになりました。
寒くなってからもモンベルの冬用サイクルパンツやサイクルジャージなどを着て通勤しています。（そのためリュックサックには着替えを詰め込んでいます）。
９ アンカーの充電器
対面授業が再開され、毎日出勤するようになると、スマホやタブレットをはじめ、カメラやApple Watch、自転車のLEDライトなどさまざまな電子機器を職場で充電する必要が出てきました。そこでたくさんUSBを挿せるこちらの充電器をデスクの上に置くことにしました。
手ごろな値段ですが、非常に便利です。
10 ステッドラー テクストサーファードライ
以前の記事でも書いたマーカーです。インクではなく鉛筆なので、紙の上に落としても色が付くことはないし、ふたをしなくても乾かないので気軽に使えます。私はいつも机の上に置いています。
電子書籍やPDF資料を使うようになり，以前よりマーカーで線を引いたり書き込んだりがしやすくなったのですが、逆に私は紙の本だって、そうやって使いこなすのがいちばんだろうと気づいたので、自分の持っている本にはどんどんマーカーを引いています。ふせんやラベルをページに貼り付けるという方法もありますが、何をマークするつもりでふせんを貼ったのか忘れてしまうという大きな欠点があります。本を汚したくない、価値を損ないたくないという気持ちは分かりますが、本は辞書と同じように自分が使いやすくすることがいちばんなので、遠慮なくマーカーや書き込みをしていいのだと私は思っています。
