ニャー顔写真が楽しい
11月ごろから、猫のニャーと鳴く瞬間の様子(ニャー顔)の写真を日課のように撮り続けてきました。
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また、カメラで撮影した写真は、即座にスマホやiPadに送信してツイートしていました。
今夜のニャー顔。 pic.twitter.com/Kvwd4rOXyn
— tetsuyakumagai (@doukana) 2022年1月28日
今日の猫ジャンプ写真。どうしても連続シャッターを切ると猫の気が散ってしまうので、ある程度の距離をとって目立たないように撮影。 pic.twitter.com/NK8paRvY6v
— tetsuyakumagai (@doukana) 2022年1月14日
ニャー顔だけでなく、躍動感のある写真も撮ってみようと試みましたが、シャッター音やカメラを構える位置などが難しく、なかなかうまくいきません。
機材の入れ替えを検討する
今月のはじめごろから、夜のニャー顔写真の暗さが気になってきました。昼間であれば、明るくくっきりした写真が撮れますが、夜だと照明が暗く、露出補正やLightroomでの補正である程度は明るくできるものの、もうすこし何とかならないかなと思っていました。
また、ソニー24-105mmをずっと使ってきましたが、望遠側が105mmというのは、ポートレートでは充分ですが、動物写真ではぜんぜん足りません。とりわけブルーちゃんは警戒心が強い猫なので、なるべくストレスを感じさせないように、離れたところから撮影するようにしています。
望遠レンズだけど、運動会や飛行機を撮るわけではないので、あまり大きすぎないものを探していると、タムロンの70-180mmが明るくて望遠倍率も大きくちょうどいいことがわかりました。
ついでに本体も買い替える
久しぶりに開いた価格コムのカメラ新製品のページを見ると、12月に出たソニーのα7ivが話題になっていました。去年春に買ったソニーα9の性能には満足していましたが、いかんせんα9はもう5年くらい前の製品です。最新の製品がどんな性能をもっているのか気になったので、こちらもついでに買うことにしました。
レンズと本体でかなりの値段になってしまうため、持っている不要なカメラを下取りに出しました。おととし買って授業動画作成に役立っていた、フジフイルムのX-T4やパナソニックLumix S5やさらにレンズ3本を引き取ってもらい、最低限の追い銭で購入できました。
部品不足の影響で、α7ivの納期がまったくわかりませんでしたが、注文から二週間くらいでとどきました。さっそくタムロンのレンズをつけてみましたが、やはり大きいですね。
α9との比較です。下がα9、上がα7ivです。ほぼ同じサイズ、同じデザインです。持ってみるとα9のほうがやや小さくて重く、α7ivはグリップが大きく手にしっかりなじむ作りになっています。チルト液晶のα9にたいして、α7ivはバリアングル液晶がついています。授業動画の撮影やウェブカメラとしても使用できて便利です。
明るく、よくぼけるレンズ
窓の外がきれいにぼけて、ちょうど絵画のように写っています。
エプロンの紐にじゃれつく。
夜のニャー顔もしっかり撮れます。
完全に音を出さない連続シャッターで、猫に気づかれることなく自然な表情が撮れます。
AFの精度がすごい
α9もそうでしたが、ソニーの新しいカメラは動物の目をしっかりとらえる高い精度のオートフォーカスが抜きんでています。激しく動きまわっている場面でも的確に目にピントを合わせてくれます。
仕事中の妻のまわりでいたずらをする様子もきれいに撮れました。
いたずらといえば、今日の夕方はすごく猫らしくておもしろい遊びを見ることができました。
本棚の上のほうの段に登り、わざと狭い場所をくぐる。
無事に通過。
また同じ場所を戻ろうとするけれど、今度は一番上の本にひっかかってしまいました。
虚しく落ちていく本がちゃんと写っていました。
あーあ落ちちゃったと、下を見ていますが、あまり気にしていないようです。
ある朝、無理やりだっこしようとしていやがられる妻。
助けを求めるブルーちゃんの顔もしっかり撮れました。
無理やりだっこしようとして拒否されることは、ほとんど妻の趣味のようなもので、この日もだっこから逃れようとしたブルーちゃんが背中に上って、怒りの爪攻撃を食らわせています。
パーカーの背中に、思いっきりバリバリ爪を立てています。
思い知ったか,といわんばかりの表情でした。
これは今朝のだっこ拒否ですが、こんなに激しく動いても、瞳AFはちゃんと捕捉しています。
バリアングル液晶も便利
最後に、通常の写真撮影ではあまり使う場面がなさそうなバリアングル液晶ですが、物陰に隠れた猫を撮るときに便利でした。
おもちゃを投げようと振りかぶると、ブルーちゃんはさっと身を隠します。隠れているので、そのままカメラを向けてもなかなか様子がわかりません。
バリアングル液晶を開いて、腕を目一杯伸ばすとクッションの後ろに隠れている様子がよく撮れていました。
なんでもない瞬間がきれいに撮れる
この一週間くらいで撮った写真を振り返りましたが、α7ivとタムロンの新しいレンズで、猫写真のレベルがまた一つ上がったように思います。