ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

キッチンの棚を自作してみた

冷蔵庫を買い替える

結婚したときに買った冷蔵庫を使い続け、ちょうど10年が過ぎました。とくに冷蔵機能に問題はないのですが、背が低く、容量が少なくとくに、冷凍庫が手狭になってきました。

妻は冷蔵庫を買い替えるか、または冷凍庫だけ買い足すか、と言い出しました。田舎の家じゃないんだから、勝手口の外に冷凍庫を置いて、なんてことはできないので、それならばと冷蔵庫じたいをもう少し大きなものに買い替えることにしました。

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さっそく新しい冷蔵庫に上るネコ氏

近所のヨドバシカメラでシャープの冷蔵庫を注文し、1月末ごろに配達してもらいました。驚いたことに、最近の冷蔵庫はネットと接続して情報を得たり、料理や冷蔵方法についてのアドバイスを冷蔵庫のAIがしゃべったりします。連携している私のスマホには、毎日10件くらいの冷蔵庫からのお役立ち情報等が届きます(正直あまり役に立っていないのでちょっと煩わしい機能です)。

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冷蔵庫からのお役立ち情報は、スマホ経由でApple Watchに表示されます。

妻が気に入った大容量の冷凍庫だけでなく、自動製氷機の機能もすばらしく、氷屋さんのロックアイスのような、透明な氷が作れます。

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AIのしゃべる声が嫌で逃げようとする。

 

レンジ台を処分する

冷蔵庫の幅が10cmほど広くなったことにともない、これまで使っていた(これも結婚したときに購入)食器棚兼レンジ台が収まらなくなりました。もともとこの棚は、幅が小さく、いまの家では使いにくかったため、あまり役に立っていませんでした。

古い食器棚を取りのけ、新しい冷蔵庫が入ると、不自然な大きさの空間ができました。ここにうまく収まるような棚を用意しないといけません。

 

独特の形状に合わせた棚を作る

あらたな棚をどうするか、考えるに当たっていちばんやっかいだったのが、壁の出っ張りでした。つまり冷蔵庫などをいれるスペースが引っ込んでいる代わりに、食器棚の裏は少し壁が前に出ています。要はこういう形状になっています。

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キッチン見取り図

食器棚の奥行きに合わせると、せいぜい45cmくらいにしかできません。たくさん物を収納するなら、奥のほうまでいっぱいに使った方がいいわけです。

そこで、棚板にあたる板を自分で加工し、奥は狭く、手前が広いかたちになるようにしました。

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棚板の加工

ホームセンターで幅60cm、奥行き70cmに切ってもらった板を、壁の狭い部分に合わせて、右上の角を28cmx15cmで丸のこでカットし、さらに四方は2x4材を柱として金具で固定するので、4cmx9cm分を切り落としました。合計6枚の棚板をそれぞれこの複雑な形に加工する作業が、とにかくたいへんでした。

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ベランダではなく、玄関で丸のこを使いましたが、木くずが飛び散ってたいへんなことになりました。

 

組立作業がめんどくさい

子供の頃、模型少年だった私や兄は、休日には何時間も集中してプラモデル作りにうちこんだものでした。たまに父も私たちに触発されて、自動車のスケールモデルなどを買っていましたが、丁寧に作業を進めているのか、父のプラモはなかなか完成に至りませんでした。組立作業は何より楽しいのに、なぜ父は何もせず放置しているのかと子供時代は思ったものでした。しかしいまは分かります。めんどくさいのです。

木工作もプラモデルと同様で、組立は楽しいし、あっという間にできあがります。しかしなかなかめんどくさくて作業が始められません。棚板の加工で集中力を使い果たした私は、今日に至るまで、2週間も木材を放置して過ごしていました。当然置き場所が必要なので、ずっと玄関に木材を立てかけていましたが、そのためにシューズボックスは開けられないし、掃除もしにくくなっており、私も妻もだんだんといらだちがつのってきたので、いよいよこの週末に、棚を組み上げることにしました。

 

手を動かせば一気に終わる

組立てになかなか取り掛かれなかったもう一つの理由は、手順に不安があったためでした。大きい本棚を作ったときのように、2x4材の柱を先に固定し、そこに棚板を載せていくか、逆に、ウッドソファを作ったときのように、柱を寝かせて棚板をネジ止めし、最後にまっすぐに立てるか、という二つの方法があります。

おそらく隙間なくきれいに棚板を固定するのであれば、寝かせた状態で作業をした方がいいのですが、柱や板を動かしたり、最後に棚を立てたりするときはかなりの力が必要です。棚板一枚でもけっこうな重さになります。また、高さだけでなく奥行きも必要なので、自宅の廊下やリビングで組立てられるかも心配でした。あれこれ考えた結果、やはり柱に金具を固定し、柱を先に立てて、金具に棚板を載せる、という順番にしました。

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はじめに棚板を一枚、床において位置をきめ、そのあと2x4材を四隅に立てました。

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上の棚から順番にネジでとめていきます。自分で加工したわりに、棚板の形はぴったりで、柱との隙間もちょうどいいくらいでした。

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上から順番に6枚の棚板をすべて固定できました。

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これまで置き場所がなくて調理台の上を占拠していた、レンジやトースターなどを棚に入れ替えました。高さも奥行きも十分なので、いろいろなものを収納できるようになりました。