ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

研究室をリフォームしたい

いまの研究室に来て5年

私がいまいる18号館北棟4階の研究室に入ったのは、2017年の年始のことでした。

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気づいてみれば、すでにこの部屋に来て5年もたっていました。引っ越した当初には、テーブルやチェアを買ったり、ミラーキャビネットを設置したりと、快適な環境づくりに取り組んでいました。

また、2019年の冬には自宅にあまっていた木材を集めてスキャナ台を組み立てています。

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2021年は、後期から対面授業が復活し、毎日通勤していましたが、しだいに研究室にももっと棚を増やしたいと思うようになりました。

 

手始めに出窓を使いやすくする

本棚よりも何よりも、引っ越ししてからずっと気になっていたのが出窓でした。私の机の後ろには、幅3m、奥行き45〜60cm、高さ80cmの出窓があります。微妙なスペースなので、これまでは無造作に書類や本を置く場所にしていました。研究室からzoomにつなぐとちょうど背景に、無造作にモノがつみあがった出窓が写り込んでしまいます。これは何とかしないといけないとここ数ヶ月思い続けていました。

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ごっちゃりした出窓スペース

出窓の奇妙な床

私の研究室は、もとは法学部の教室だった部屋です。元の部屋がどんなだったかまったくわからないのですが、この出窓はコンクリート製で、コンクリートの上に薄汚れた床材が張り付いています。出窓スペースが使いにくかった一番の理由は、この汚くてぺたぺたした質感の床材のせいでした。まずはこれを何とかしないといけません。

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少し片づけたところ。出窓の床が見えるようになりました。

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徹底的に改装するのであれば、この床材を剥がし、パテで表面を均してから木材を並べるなどの方法がいいのかもしれません。いろいろ迷いましたが、私は汚い床材の上にフロア用シートを貼ることにしました。

 

楽天でフロアシートを購入

ネットで調べたところ安くて貼り付けやすそうだったのが、ドリームステッカーさんのフロアシートでした。

item.rakuten.co.jp

木目やタイル模様など、数種類のデザインと色から選べます。

1m単位で注文できます。私の部屋の場合は2mでちょうどくらいでした。

さっそく品物が届いたので、大学に運んで貼り付け作業をしました。

 

フロアシートを貼り付ける

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出窓部分は上から見るとこのような形になっています。幅が3m弱、奥行きは窓があるところは60cm、壁になっているところは45cmです。幅1mのフロアシートを最初に60cmずつに切って、一枚ずつ縦に並べて、不要な部分をカットするという手順で作業を進めます。

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まずは出窓にある物をすべて片づけ、ぞうきんで床をきれいにします。

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フロアシートを1mx60cmに切り分けます。裏面に目盛りがついていて便利でした。

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壁のでっぱりに合わせてカッターで切ります。定規が見つからなかったのでフリーハンドで慎重に切りました。

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裏側の紙を少しずつ剥がしつつ貼っていきます。スマホやタブレットの保護シートを貼るのとだいたい同じ要領です。粘着力がものすごく強いので貼り直すのがたいへんでした。

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2枚目、3枚目も貼り付けていきます。

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少し空気が入ってしまったところもありますが、木目模様があるせいでほとんど気になりません。触ってみるとわりとしっかりした質感です。

うまくいくか不安でしたが、やってみたら思いのほか簡単で、上手に仕上げることが出来ました。これからここにプリンタや書類ボックスを置くための多目的棚と本棚を設置します。