猫専用機となったソニーα9
5月にα7Cを売却して、代わりに購入した中古のα9ですが、以前から持っていたSEL24105F4をつけて、毎日猫の写真を撮り続けてきました。
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広角から中望遠までと範囲が広く、大きさの割に、外装がプラスチックであるためけっこう軽いつくりで、外に持ち出してもストレスがありませんでした。
このレンズで、猫の写真や大阪の商店街の写真を撮っていましたが、猫撮影用に、ソニーEマウントの単焦点レンズもあったらいいのではないかと最近思うようになってきました。
実は以前から、ソニーの単焦点レンズを使ってみたいとは思っていたのですが、大きさや重さ、そして値段の面からためらっていたのでした。値段はともかく、重さについては、室内で猫を撮るだけですから気にする必要はありません。それならば、と腹を決めて、ソニーのSEL50F14Zを思いきって買いました。*1
やはり重たいが、取り回しは悪くない
価格.comでスペックや評価を見ていましたが、重さは778gと、カメラ本体よりも若干重たく、α9(588g)に装着した場合は合計で、1400g弱ということで、重すぎて使いにくいのではと心配していました。
しかし、実際届いたレンズをつけてみると、案外小さく、室内でレンズフードを着けなければ、それまで使っていたソニーの24-105mmよりも小さいくらいです。いつもつかっているグレゴリーのテールメイトSに入れても余裕があります。
圧倒的なボケ感
それまで使っていたレンズはF4、新しく買った50mmは、F1.4〜です。もっとも性能の差が出るのが、ボケです。
箱からとりだし、α9に装着して初めに撮ったのがこちらです。
SONYの大きなロゴ以外はすべてボケボケになっています。これではちょっとやりすぎです。
そして猫も撮りました。瞳検知オートフォーカスを使えば、猫のどちらかの目にビシッとピントが合います。そして、F1.4だとこの通り、顔から後ろはすべてボケます。
おもちゃに飛びかかる直前の様子。本当はジャンプしているところを撮りたいのですが、なかなかうまくいきません。
このように窓が写る構図の場合、スマホで撮ると、窓の外がすべて写り込んでしまいます。F値を調整できるレンズがあれば、このように背景をすべてぼけぼけにしてしまうことが可能です。
テーブルに顔を出したところ。新聞の文字がわずかに写っていますが、手前にある本は、ほとんど何だかわからなくなっています。
日ごろ好んで撮っているのが、毛繕いの様子です。この写真では、舌のざらざらがきれいに撮れています。
昨年作った台所の猫ガードがぼんやりと写っています。
逆光なので少し暗くなっていますが、おもちゃで遊んでいるところがうまく撮れました。
風景写真もビシッと撮れる
お昼を食べに行くついでに、カメラを持ちだして風景を撮ってみました。
50mmという画角のため、建物の中だと少し狭いけど、外でスナップ写真を撮るならちょうどいいかと思いました。
中之島に作られた新しい美術館です。足場に覆われているのかと思ったら、これが完成形態でした。
猫はスキャナが大好き
最後に、ここ最近の猫の変化を記録しておきます。
先月で、わが家に来てちょうど一年になりましたが、すっかり大きくなり、遊びの範囲も広がってきました。ここ最近は妻の書斎にある高さ2m以上の本棚にのぼって遊んでいます。
こんな高い棚にどうやって登れるのだろうと思いますが、別の棚からジャンプして、途中の段に手足をかけてよじ登っているようです。
こんなふうに本の後ろに隠れることもあります。
呼んでもなかなか降りてこないので、スキャナを起動させました。
猫はスキャナが大好きなので、たまらず飛びだしてきました。
紙が吸い込まれて出てくるのがおもしろいらしく、スキャナを使うと机に飛び乗ってきます。紙がすべて吸い込まれると、自分の手を差し入れようとします。危ないので妻が制止しています。
*1:新品はかなり高いので、今回も不要になったレンズを下取りしてもらって、中古を買いました