もう一台フジフイルムを買っていた
5月にX-H1を購入して、授業動画や動物動画などを撮影してきました(先月末ごろX-T4購入に伴い売却しました)が、フジフイルムのカメラを使い始めて、すぐに気に入ったので、もう一台中古で安かったX-E3も買っていました。
(私が買った5月末ごろでも中古は5万円台でした)
このカメラはYouTubeで多くの人が褒めていました。べつに最新式でもなく、液晶も固定式で手ぶれ補正もないのに、なんでみんなこのカメラを推すのか?それがなんだか気になって、気付いたら注文していました。
買ってまもないころ、自転車通勤の帰りに撮った、スーパー玉出です。やはり手ぶれ補正がないので、暗所撮影はなかなかうまくいきませんでした。(10枚くらい撮ってましたが、どれもことごとく失敗していました)。
夏休みの地元を歩き回って撮る
このカメラはなんとなく机の片隅に置いていましたが、授業動画の撮影に使うわけではないので、少し持て余し気味でした。しかし先月単焦点レンズをつけてみたところ、一気に面白さが見えてきました。
XF35mm F2.0は、コンパクトなレンズでこのとおりピタッとはまります。本体287g、レンズが170gで合計500g以内ととっても軽量です。
一方、ふだんX-T4につけているXF16-80だと、レンズが大きすぎ、重すぎで持ち運びにくいです。
マニュアル操作だけど、めんどくさくない
フジフイルムのカメラは、オートでも撮影できますが、シャッタースピードや露出をツマミで調節しながら撮ることで、アナログ的に撮影を楽しめます。
これまでソニーやパナソニックのカメラでは、Pモード(プログラムオート)に設定し、ほんの少し手元で調整するけど、基本はカメラ任せという撮り方をしてきました。
このカメラの場合は、右側中央にあるシャッタースピードのダイヤルと、レンズについている絞り調整リングをそれぞれまわして、ちょうどいい明るさになったところでシャッターを切ります。(ピント合わせはオートにしています)
当たり前の操作なのですが、考えてみればこれまで本当にカメラ任せで、写真の基本がわかっていなかったんじゃないかと気づかされたし、マニュアル操作も慣れてしまえばとくに難しいことではないと分かりました。
もう一つフジの大きな特徴がフィルムシミュレーションです。何種類かのプログラムの中から、色合いを選ぶことができます。私はおもにクラシッククロームを使っています。
また、右側のQボタンを押すと現在の設定を確認したり、変更したりすることができます。フジ機の使いやすい機能の一つです。
ここ2週間ほど、日々の散歩のついでに、X-E3を持って家の周りのものをあれこれ撮ってみました。以下、X-E3にXF35mm/F2をつけて撮った写真を紹介します。
花や植物は50mmでちょうどいい
最近の散歩でよく撮っているのは、近所の住宅の前にある植木鉢やプランターの植物です。XF35mmはフルサイズ換算で50mmなので、植物を撮影するのにはちょうどいい画角です。
ちょっと工夫すれば風景や建物も撮れる
どうしても広角レンズに頼りがちだった、街並みや建物の写真ですが、だんだんコツがわかってきて、50mmの画角でもうまく撮りたいものを収めることができるようになったような気がします。
福島の聖天通り商店街。
環状線福島駅前。
自宅周辺の古い建物や住宅街。
ジュンク堂大阪本店に行くとき、阪神高速の出入橋出口を通ります。このごちゃごちゃした風景が気に入っています。
福島でいちばん人気のあるおでん屋さん。夏場はかき氷屋さんもやっています。
最近人骨が出た、旧梅田貨物駅跡。だんだん工事が進んでいます。
阪急で梅田の隣駅なのに、閑散としている中津駅。
あの阪急電車の駅なのに、このなんとも言えない雰囲気が気に入っています。
淀川沿いの古い街、海老江を歩く
2年間の工事を終え、ようやく完成した淀川大橋。歩道が広くて安全です。
とても暑い午後に、敢えて夏らしい暑い日の風景を撮ってみようと、淀川大橋近くの海老江の古い街並みを撮りに出かけました。
この地域は、第二次世界大戦中も焼けなかったので、大阪でもかなり古い建物がそのまま残っているそうです。
工夫すれば夜の撮影も大丈夫
最初に夜のスーパー玉出を撮影しましたが、やはり手ブレしやすいので、これまであまり夜景や夜のスナップ写真などには使ってきませんでした。しかし、あれこれ工夫をしたり、どうしてもうまくいかなかったらオートモードに頼ったりするうち、夜でもきれいに撮れることが分かりました。
自宅のベランダでビールを飲みました。やや暗くなっていたので、オートで撮りました。