カメラを持って通勤する
昨年春から始めた自転車通勤ですが、リュックのストラップに金具でカメラをぶらさげて、途中で見つけた商店街や面白い風景などを撮影していました。
これを使っています↓
これまでは、静止画を撮っていましたが、動画を撮ってみるのもいいのではないかと思い、しまったままになっていたマラソン用アクションカメラ、ソニーのAS300で自転車通勤の経路を撮影してみることにしました。
schlossbaerental.hatenablog.com
マラソンでの使用はじつは一回きりでした。本当はもっと有効活用したかったのですが、コロナのためにマラソン大会はどこも中止となり、活躍の機会がなくなっていたのでした。
カメラをどのように自転車に設置するか
自転車で撮影するとなるとカメラをどこにどのように設置するかが問題となります。YouTubeやブログなどで調べてみると、大きく分けてヘルメットまたは自転車のハンドルにカメラを固定する人が多いようです。
マラソンの時は三脚固定ネジを帽子に埋め込み、六画レンチで固定しましたが、通勤をするのに頭の上にカメラがついているのはちょっとはずかしいです。なるべく目立たないところにカメラをつけた方がいいと思ったので、スマホとライトなどをつけているマウントに、カメラマウントもつけることにしました。
このようにハンドル中央部の前方に上下逆さに、ぶら下げるようにカメラをネジで固定しています。AS300では上下反対に撮影する機能があるので、この向きでも問題ありません。
音声はアフレコで
何回か通勤途中で撮影してみましたが、SDカードを取り出して再生すると、驚くのが音の悪さです。マラソンの動画ではあまりに気にならなかった風切り音や、ノイズがちょっと堪え難いレベルで入ってしまいます。走行時に入るバリバリした音は、路面のギャップを越えるときの振動音がすべて入っているのだと思いました。ハンドルに防振ゴムを巻いたり、マウントにゴムを貼ったりと対策を講じてみましたがほとんど効果が見られないので、カメラから音声を撮ることは諦め、外部マイクをつかうことにしました。
マイクについては、昨年春にzoomなどに使うために、USBで使えるコンデンサマイクを購入していました。しかし、Macに接続して録音すると音量がとても小さく、Final Cut Pro等で補正してもきれいな音で聞こえないという致命的な欠点がありました。そこで、カメラ用に買ったゼンハイザーのMKE600を使うことにしました。イヤホン端子しかついていないMKE600をPCに接続して音声を録るには、オーディオインターフェイスが必要です。調べたところシンプルで安かったので、べーリンガーのUM2を選びました。
このとおり、小さくてシンプルです。
MKE600はミニ三脚の上に載せます。電源はUM2からとっています。今回は録音に使いましたが、当然外部マイクとしてzoomなどでも使用できます。
Final Cut Proで動画を編集
あとはFinal Cut Proに取り込んだ動画を編集し、そこに音声をくっつけていくだけです。
通勤動画じたいは、全部で55分以上もあるので、適宜2倍〜8倍速に早送りをしながら、全体として17分程度の長さにまとめることができました。
こんな感じの動画ができました。
はじめて自転車の車載動画を作ってみましたが、けっこう楽しいものです。他の通勤ルートやサイクリングコースなどもこうやって動画にしてみたいと思いました。