もうすぐ購入から3回目の車検
春にヘッドライトバルブを交換した私の車ですが、今度は車検に向けて、バッテリーを交換することにしました。2年前の車検、昨年の定期点検でも、そろそろバッテリー交換が必要かもとは言われていましたが、車検の時に交換してもらうとだいぶ高い(6〜7万円)ので、自分でやろうと思っていました。
大阪市内に住んでいると、日頃はたまにしか車に乗らないので、おそらくバッテリーもそう劣化していないのではないかと思いますが、新車時から4年くらいが交換の目安らしいので、この車検の前に自分で取り替えました。
外国車用バッテリーはネットで買う
バッテリー交換は、今の車を買う前、母から中古のトヨタをもらって乗っていたときにも一度やったことがありました。その時は、さすがに国産のコンパクトカーなので、ホームセンターで適合するバッテリーをすぐに見つけて、あっという間に交換することができました。
外国車だとバッテリーの種類も限られているのか、ホームセンターやカー用品店ではなく、ネットで注文するのが確実でしょう。
今回は、ネットで取替工事の事例を探し、こちらのバッテリーをアマゾンで注文しました。
アマゾンや楽天でも2万3000円からなので安くはありませんが、ディーラーならば6万円と思えば安いものですね。
合わせて必要な工具も買いました。
奥まった場所にあるネジを外すのに使えます。
バッテリーはすぐに届きましたが、なにせすごく重い(20kg超)ので、玄関先においたままになっていました。そのうち気力体力が充実しているときに作業をしようと思っていましたが、妻が靴を履くのに邪魔になると怒るので、さっさと取り付けることにしました。
バッテリーを付け替える
バッテリーの選び方、交換作業の手順などは、こちらのサイトを参考にしました。写真がたくさん入っていて非常にわかりやすかったです。
b8a4avtof30320dmspo.blogspot.com
では、実際の作業に進みます。バッテリー交換の手順はまとめると次のようになります。アウディA4(B8型)の場合
1)トランクルームの床をはがす。
2)スペアタイヤを外す。
3)工具、ジャッキをトレイごと外す。
4)スペアタイヤ用ステーを外す。
5)バッテリーの電極をマイナス、プラスの順に外す。
6)新しいバッテリーを載せ、プラス、マイナスの順に電極をつける。
7)それぞれもとに戻す。
トランクを開け、トランクルームの取っ手を引っ張ると、するりと床が剥がれます。
剥がす前のトランクルーム。ここ最近、木材を載せることが多かったので、 木くずだらけです。
ネジをひねってスペアタイヤを外し、工具類が入っているトレイを取り外します。
カバーを外すとバッテリーがあります。スペアタイヤのステーを外し、電極のネジをゆるめて取り外します。
恐る恐る電極についているボルトを緩めましたが、とにかく感電が怖くて心配でした。どこを持ったら安全なのかよくわかりませんでしたが、ゴム手袋をして、ケーブルあたりをつかんで、少しずつ隙間を作って外しました。
電源を外したら、ボディにガムテでくっつけます。こうするとなにかの拍子に電極がバッテリーに触れて通電したり、電極同士が触れてショートしたりするのを防げます。固定しているネジを外したら、もともとついていたVARTAのバッテリーを外します。これが信じられないくらい重かったです。30kgくらいあったかもしれません。
新しく買ったボッシュのバッテリーを元の場所に収めます。これも20kgくらいあるらしいのですが、旧バッテリーが激重だったので、軽く感じました。
取り外した順番と逆に電極をくっつけ、ネジを固定し、カバーを付けたらあとはもとに戻すだけです。
バックアップなどは必要なさそう
以前乗っていたトヨタ車は、バッテリーを取り替えたら、ナビに入っているメモリがすべて消えてしまい、自宅のデータすらなくなってしまっていました。しかしこの車の場合は、とくにバッテリーバックアップをしなくても、データは消えないようです。また、エンジンを掛けるとエラーがたくさん出ると多くの人が書いていましたが、私の場合はとくになんの表示もなく、ふつうに運転することができました。
作業自体はそれほど難しくはありませんでしたが、とにかく重さ、そしてそれによる腰痛をものすごく心配していましたが、以上のように無事に交換作業をすませることができました。