ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

四万十川ウルトラマラソン完走できず

5回目のウルトラマラソン100キロへの挑戦

10月20日に高知県四万十市で開催された、四万十川ウルトラマラソンに出場してきました。100キロのウルトラはこれで5回目*1ですが、残念ながら今回も完走はできませんでした。

なぜ今回も失敗したのか、9月の丹後ウルトラの反省もふくめてまとめておきます。

 

暑すぎた丹後

2017年、18年とエントリーしながら出走していなかった(17年は台風で中止、18年は父危篤のため)丹後ウルトラに今年もエントリーし、3年ぶりに走りました。9月上旬に行われる丹後ウルトラは、暑さとの戦いだし、そもそも7月8月は大阪の猛暑やドイツへの出張などでまともに練習はできないことは分かっていました。もう出場するのはやめようかなと思っていたのですが、イギリス出張(5月末)のため飛騨高山ウルトラをパスしたので、それなら丹後を走ろうということでエントリーしました。

申し込んだ時点である程度わかっていましたが、やはり8月にはほとんど練習ができず、9月初旬もいろいろ用事が重なって、レース直前は睡眠時間さえ足りてない状態でした。

スタート直後はあまり暑すぎず、好転に恵まれたものの、朝日が上るとどんどん暑くなって25kmくらいで走れなくなり、第一関門(29.6km)をギリギリで通過したのち、第2関門までまだ10kmほどある浅茂川エイド(43km)でリタイヤしました。30度を超える暑さで熱中症になりかけていました。

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行きの七竜峠越え。このころはまだ元気でした。

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しずかな久美浜湾。

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小天橋の直前、25km地点。このへんで歩き始めました。今思えば、まだこの距離なのにほとんど周りに走っている人がいない=圧倒的に遅れを取っていたのでした。

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第一関門をなんとか抜けてもう一度七竜峠を登りましたが、もう走れなくなっていました。第一関門でほとんど私の後ろに人はいなかったので、このあとはほぼ一人旅でした。

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6時間近くかかって、やっと42km。ウルトラマラソンとはいえ走れなすぎでした。

 

六甲山に行ってみる

完走できなくとも、もう少し走りたかったと強く思ったので、レース後はすぐに練習を再開しました。9月半ば以降は少しずつ涼しくなってきたので、走る距離を伸ばしていきました。10月はじめには、六甲山にも行きました。西宮時代によく走りに出かけていた六甲山ドライブウェイを通って最高地点まで行って、走って降りました。六甲山ドライブウェイはかなり急斜面なので、走って登る練習にはなりませんが、下りを走ることは膝や太ももを鍛えるのにちょうどいいコースです。阪神西宮駅から往復29kmほどですが、走り切ると少し自信がついた気がしました。

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私が引っ越したあとに完成した西宮駅。たくさんお店が入っています。

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急坂を歩いて登ってやっと六甲山最高峰。外界は10月でも30度超えでしたが、山頂は風が強く、夕方だったのでかなり寒くなっていました。

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大阪湾がよく見えました。

 

しかし高知も暑かった

19日土曜日の午前中に大阪を出発し、夕方17時ごろ中村に到着しました。四万十市は昔家族旅行で来たことがありましたが、今回はじめて自走で来てみて、やはりとんでもなく遠いところだと思いました。

2時過ぎに起床して、運動公園まで車で行き、そこからバスでスタート地点の蕨岡中学校まで行きました。

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5時半のスタート時はまだ暗く、ライトを持って走りました。

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10kmあたりから上り坂で600mまで登ります。20kmあたりがピークです。六甲山での山登り練習の成果が出ました。

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30kmあたりまでは山下り。山の中なので直射日光は差さず、あまり暑さも気になりませんでしたが、このあと徐々に気温が上がり、元気がなくなっていきました。

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おそらく走れていたのは、このあたりまででした。

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30kmを越えて、やっと四万十川を見ることができました。

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すごい景色です。

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名物の沈下橋は、50kmを過ぎたところでやっと現れました。なんていうかこのコース、難所や見どころの配置にバランスが悪いように思いました。まあ、昔からある道や川を生かしたコースなので、バランスも何もないのですが。

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61kmの第三関門、カヌー庫前でみんな休憩していました。この関門を出発したのが制限時間の10分前でつぎの関門まで10kmあるのに70分しか残っていませんでした。周りの人と励まし合いながら、少しずつ歩いていましたが、68km地点で時間切れとなり、車で71kmの関門まで運ばれ、そこからバスでゴールへ戻りました。
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レースをリタイヤしたあと、バスが来るまで2時間近く待たされたので、近くの人達と色々お話をしました。みんな明るくて気持ちのいい人たちで、楽しい時間でした。


足のダメージはほとんどなかった

毎回恒例の足のダメージですが、丹後は短い距離しか走らなかったので爪の黒ずみだけで済みました。4月に出た香住マラソンでも履いていた、ナイキのペガサスターボは非常に私の足に合っているので、今回は今年出たペガサスターボ2を買って、大会で履きました。左足小指に水疱ができましたが、それ以外はほぼ無傷でした。次のフルマラソンもこのシューズで走ります。(すばらしいシューズですが、濡れた路面や苔で滑る感じが気になりました。)
 

課題は内臓の弱さ

今回完走できなかった一番の要因は、お腹の苦しさでした。30kmくらいから始まった吐き気のせいで、歩くだけなら大丈夫でも、全く走れなくなりました。以前からフルマラソン以上の距離だと腹痛がよく出ていたのですが、この2回のフルマラソンは暑さも重なって、かなり早い段階で胃がだめになってしまったのでしょう。

 

完走できるとわかってる距離じゃ面白くない

リタイヤ後にバスを待っている間、周りの人たちと、完走できなくてくやしいけど、やっぱり次も100kmに出たいなと話し合っていました。隣りにいたお姉さんが、「60kmや70kmならリタイヤすることはないけど、走りきれると分かってる距離じゃ面白くない」と言っていて、なるほどそうだなと思いました。私なんかはまだ一度も100kmを完走できていませんが、60km〜70kmくらいならどこでも時間内に完走できるし、100kmマラソンの面白さは、どこまでいけるかわからないところにあるんだと思います。

今年のウルトラマラソンはもうありませんが、また来年、早ければ3月頃からまたウルトラに出場できればと考えています。

*1:ウルトラマラソンを初めて走ったのは、まだ京都で専業非常勤講師をしていた2013年の丹後ウルトラ60キロの部でした。60kmを2回、飛騨高山で71kmを2回走って、百キロは丹後と飛騨合わせて4回挑戦してきました。