ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

悲報:Mac Studioが入院

昨日の今日で

5月31日にレビューを書いたMacStudioですが、6月1日の夕方に自宅に戻って授業資料の準備をしようとしたところ、マウスやキーボードを押しても画面が復帰せず、異常に気づきました。

schlossbaerental.hatenablog.com

スリープ中に電源が落ちてしまうことは、以前使っていたMac miniやiMacでもみたことがありました。今回もおおかたそんなものだろうと思って、電源スイッチ(左側の奥という場所的に、またつるつるして何の取っ掛かりもなくとても押しにくいボタンです)を押し込んでも何も起こりません。

support.apple.com

机の下の棚に収納している本体を取り出し、アップルのサイトの説明を参考に本体前面の電源ランプが点滅していることや、コンセントを抜いて再度電源を入れてもまったく画面が表示されないことから、アップルのサポートとも電話で確認し、持ち込み修理となりました。

 

心斎橋アップルストアに持ち込み

故障したのは水曜日ですが、木曜日は関西学院大学の非常勤があるため車で出勤し、夕方に本務校の授業もあります。授業を終えた後車で心斎橋にくることに決めました。

万が一工場に送ることになったら必要になるかもしれない(全とっかえになる可能性も視野に入れていました)と思ったので、電源ケーブルと本体を、元箱に詰めて運んでいきました。

駐車場代がとんでもなく高い心斎橋(以前油断してちょっとした買い物なのに4000円以上払ったことがありました)なのでふだんならばなるべく自転車で来るようにしているのですが、今回は緊急事態だし、MacStudioは箱に入れるとちょっとした米袋くらいの重さになるので、しかたなく駐車場を予約して車を停めました。

心斎橋店でしばらく確認してもらいましたが、自宅で試したときと同じで、何をやっても通電はするけどまったく反応はせず、結局復元することはできませんでした。ある程度は予想していましたが、工場送りと決まりました。

なお、工場まで安全に運べるようにと持ち込んだ元箱ですが、アップルストアでは別の梱包材に入れるため不要だというので、持ち帰ることになりました。MacStudio本体だけであれば、タオルなどに包んでリュックサックに入れて運べたのに、と苦々しい気持ちになりました。

アップルストア前で空箱を手に信号を待ちます。新製品を買ってうきうきと帰っていく人のように見えるかもしれませんが、私が持っているのは空箱です。かさばってやたら重たい空箱だけを持ち帰ります。

悲しい気持ちをやわらげるために、空箱を持って大丸心斎橋店に寄り道し、かさばる箱をもてあましながらパンを買って帰りました。

ただでさえ納期までまる一ヶ月待ったのだから、修理もまたかなりの時間がかかるだろうと私は覚悟していました。自宅ではMacBook Airをディスプレイとつないで使い、もうしばらくは動画作成は休むほかないとがっかりしていました。

 

あっというまに修理が完了

しかし次の週の日曜日、すぐに修理が完了し出荷したとの連絡が入りました。そして月曜日は授業なし日なので自宅で待機していると昼前には宅急便で修理済みのMacStudioが届いていました。

この通り頑丈に守られた巨大な箱でやってきました。

さっそく繋げてTime Machineのバックアップから復元しました。

 

こうして急に故障したMacStudioはわずか4日間の入院で戻ってきてくれました。まさかこれほど早いとは全く予想していませんでした。部品不足や物流不安にもかかわらず早急に対応してくださったアップルの方々に感謝しています。

段ボール箱に同封されていた修理レポートをみたところ、ロジックボードを交換したとのことでした。何が原因なのか、予防できるのかはまったくわかりませんが、もし私と同じようにMacStudioが突然の不調に見舞われるようなことがあったとき、私の記録が参考になればと思います。