長崎の旅つづき
福江島では、マラソンコース上にある水ノ浦教会と楠原教会、さらに堂崎天主堂を訪れました。↓前回の記事です。
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水ノ浦教会
白い木造の教会です。長崎の多くの教会を手がけた鉄川与助の建築で、1938年に立てられました。
海を見下ろす丘の上に立っています。駐車場のわきには菜の花が咲いていました。
階段を上ると、立派な教会堂がそびえています。
昭和40年代の写真です。非常に賑やかな様子がうかがえます。
裏の山には、墓地などがひろがっていました。
楠原教会
水ノ浦教会から車で10分くらい離れた別の集落に、楠原教会があります。ここもマラソンのコースに含まれていました。
赤煉瓦のがっしりした建物です。
教会から100mほど離れたところに、楠原牢屋跡があります。久賀島でも見た、明治期の弾圧事件の跡です。このせまい牢屋にも多くの人が閉じ込められ、殉教者が出たのでしょう。
堂崎天主堂
福江島を代表する教会がこの堂崎天主堂です。ここは昨年も訪れましたが、着いた時間が遅く、教会の中に入ることができませんでした。今回は、夕方の早い時間帯だったので、中の資料館を見学することができました。
教会の内部は撮影禁止でした。福江島のカトリック信仰に関するさまざまな資料を見ることができました。
美しいビーチ、高浜海水浴場
マラソン大会の後に、荒川温泉にいったついでに立ち寄ったのがこの海岸です。
ちょうど干潮だったため、青い波打ち際は少し遠くに退いていましたが、天候に恵まれ、美しい風景を楽しむことができました。
暖かいとはいえ、オフシーズンなので人はほとんどいませんでしたが、夏にはたくさんの人が集まるのでしょう。
海岸の近くの崖の上からは、複雑な入江と島々を眺めることができました。
おそらくこの半島と島にかこまれた海を見ていたのでしょうが、海岸線が複雑で、どこから撮ったのかよく覚えていません。
島のスーパーマーケットで魚売り場に感動する
福江島には2泊しました。食事なしの宿だったので、2日ともスーパーでパンや食材などを買って食べました。島とはいえ、大きなスーパーは何件もあり、店内の商品は非常に充実しています。鮮魚だけでなく、野菜も地元で取れた美味しそうなものばかりありました。
麺コーナーにはちゃんぽんの麺がたくさん置いてありました。また、うどんも細い五島うどんが中心でした。
ひもの。安くて美味しそうです。
鮮魚コーナーがすごいです。もうここに定住してもいいのではと思いました。
ゲストハウスに泊まる
妻がネットで見つけたゲストハウス、ジャスミンさんに2泊しました。
福江の街中にある古い物件の2階を改装し、大幅にリフォームしたお部屋でした。
20畳ほどの広々した部屋に、洗面所、キッチン、ベッドルームがついています。
広々して、必要なものはなんでも揃っているキッチン。うしろには洗面台があります。
コーヒーミルやドリッパーもあったので、コーヒーを入れ、桃カステラを食べました。
桃カステラ、ミニサイズです。レギュラーサイズの3分の1くらいの大きさですが、非常に甘くて、私はこれ一個で十分でした。
島の新鮮なお寿司を食べる
マラソン大会後の夕食は、お寿司屋さんで新鮮な地魚を味わいました。
付け出しとして出てきた、サンカクミナという貝です。握り拳の半分程度とけっこう大きくて食べ応えがありました。
お寿司も卵焼きも非常においしかったです。
小さなお店ですが、料理のメニューは豊富だったので、また次回も立ち寄りたいと思いました。