ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

ナイキフリーランフライニット3.0のレビュー

すっかり運動不足になっていた

春休みからずっと在宅勤務で、5月からは遠隔授業も始まって忙しくなり、その一方で、自由な時間は多いのに全く運動ができていませんでした。5月ごろは公園がこどもたちでいっぱいだったし、どこに行くにもマスクをつけていないといけないのが煩わしくて、だんだん家でばかり過ごすようになってしまいました。

在宅勤務が一ヶ月を超える頃から、腰痛がひどくなってきたし、どんどん太ってきたことに気づきました。

今月に入り、このままでは腰痛は悪化するし、太る一方だと気づいて、自転車通勤だけでなく、ふたたびジョギングや散歩をすることにしました。

 

久しぶりにシューズを買う

毎年マラソン大会に出るたびに、練習用あるいは大会用としてシューズを買い足していましたが、今年は2月の五島マラソン以後、全ての大会が中止になってしまいました。来年には再開できるのかもしれませんが、しばらくは様子を見る必要があるでしょう。

走らない、外に出ないということでシューズのことなどすっかり忘れていましたが、久しぶりに運動をするなら、ということで新しいシューズを注文してみました。

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アッパーは薄くて伸縮性の高い繊維で覆われています。ところどころ靴下の色が見えます。

 

裸足感覚のたのしさ

今回買ったのは、ミッドソールが薄く、切れ込みが入っているため裸足感覚で走れるというナイキフリーシリーズです。

www.nike.com


ベアフットシューズというと、10年くらい前にニューバランスのシューズを履いたことがありましたが、疲れるばかりで早く走れないのがストレスになり、その後履く機会はありませんでした。

それなのになぜまたベアフットシューズなのかというと、このところ完全に運動不足だし、しかしマラソン大会は開催されないしなので、ジョギングという行為をリセットしてみたいなという思いがあったからです。そしてもう一つこのシューズを選んだ理由は、シューレースがないという点でした。紐を結ばないから楽だし、なによりサイクリングには最適です。

シューレースがないシューズで走るなんて、不安定だし、靴ずれの原因になるのではと不安でしたが、アッパー部分の素材がけっこう強い力でフィットして、まったくずれることはありませんでした。普段履きとして使うには、おそらく足入れの窮屈さが気になるでしょうが、スポーツをすることを考えると、これくらいぴっちりしたフィット感があったほうが安心です。

先週さっそく2回ほど、自宅周辺を5〜7kmほど、ウォーキングも含めてゆっくり走ってみました。

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靴底は薄いというより、十分な厚みはあるけど、走っているとぐにゃぐにゃよく動きます。ソールにたくさんの切り込みが入っていて、軽い力で動かすことができるからです。足の指を曲げたり伸ばしたりすると、そのままソールも動きます。このやわらかさのために、プレートやミッドソールの反発に頼るのではなく、足の裏自体を使って走ることになります。当然あまり速く走れないし、すぐ足裏や足首が疲れて痛くなってきますが、ふしぎと気持ちがいいです。とくに、足の裏は、日頃使っていない筋肉をよく動かしている感覚で、まさにこれが裸足感覚というものかと実感できました。

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野田駅から弧を描いて南へのびる、野田緑道という道があります。もとは中央市場へつづく引き込み線でした。

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10分くらい緑に囲まれた道を進むと、中央市場に出ます。

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市場周辺は、平日はターレットやトラックがたくさん走っています。

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この近辺はかなり古い町家が残っています。

 

ちょっとしたジョギング、ウォーキング、サイクリングに最適

まだ数回しか履いていませんが、これはもっと早く買っておくべきだったと思いました。スピードを出さないトレーニングにはちょうどいいし、普段履きにもできるし、サイクリング用としても使えます。ここ数年は、ナイキの厚底シューズを愛用していて、カーボンプレートや、高反発ソールなどにばかり注目していましたが、同様にベアフットシューズも進歩してきているのだなと実感しました。

 

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野田の市場から程近いところにある、聖公会川口教会です。かつてはこの辺りが港で、西区の北西部には居留地が設けられていました。

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ちょうど日曜日で、礼拝後の人から、中もみていってくださいと声をかけてもらえましたが、ジョギング中で汗だくだったので、遠慮しました。次は歩いて来ようと思います。

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教会の前の建物も、なにやら古くてすてきなデザインです。大阪に暮らしていて思いますが、京都に比べて、あまり大事にされてなさそう(リフォームされてたり、おしゃれカフェになってたりしてない)だけど、すごく古い家や建物がたくさんあることに気づきます。