ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

アクティブ・ラーニング教室に最適なイレーザーはどれか?

ホワイトボードの教室が増える 以前の記事にも書いたように、今年度から、チョークと黒板を使う教室がほぼなくなり、ほとんどの授業がホワイトボードになりました。経営学部でのドイツ語の授業は、定員20名くらいの部屋と、定員50名くらいの多目的アクティブ…

だいたい4年で慣れる

一つの場所に馴染むのにはけっこう時間がかかるということを実感しています。 いま、東大阪市の職場に通い始めて5年目ですが、ようやく慣れてきた感じがします。 京都に馴染めなかった最初の四年 これまで、19歳まで栃木で過ごして、その後東京4年、京都14…

大阪の大地震

6月18日の朝 月曜日は、妻は朝から東京へ出張、私は授業がない日でした。妻の出発がかなり早い時間だったため、車で駅へ送ることもなく、私は8時になるまで眠っていました。みしみしと壁が軋む音でハッと目覚めましたが、すぐに部屋がぐらんぐらん揺れ出しま…

アクティブ・ラーニング教室を使った授業で何ができるか?

進化する経営学部、アクティブ・ラーニング室を開設! 私が務めているのは、本学の看板学部の一つ(ほかには理工学部が昔からあります)でありながら、いちばん校舎がボロい経営学部です。田舎のデパートのような天井の低い造りの古い建物には、上りのエスカ…

おばあさんを送る

祖母、98歳の大往生 母方の祖母の葬儀に出るため、久しぶりに母の実家がある宮城県に出かけていました。祖母と会うのは、2010年の春以来でした。その当時も祖母はもうだいぶ高齢で、なかなか顔をあわせる機会がないから、と山形への出張のときに無理やり寄り…

身近にあるドイツ語とは?

一年生クラスの課題:身近なドイツ語を探そう 以前職場のFD発表会で、韓国語の先生から授業実践のお話を聞きました。そのときに、いくつか紹介していた授業内の活動で、ぜひとも取り入れたいと思ったのが、身の回りにある韓国語を探すというワークでした。 …

授業に何を持っていくか?

授業用のポーチを紹介します いつも教科書やプリントとともに授業に持っていく筆記用具などを、ポーチに入れて持ち歩いています。ペンケースではなくポーチを使うようになったのは、たしか滋賀県立大に通うようになったころからだったと思います。カバンをリ…

エリアスとフェリックスのこと

ドイツ語の名前の話 今日の授業で、ドイツ語のファーストネームVornameの話をしました。というのも、たまたま使っていた教科書に出てきたドイツ人の名前がHansとちょっと古風だったので、ドイツ語の名前にも流行り廃りがあるのだということを説明しました。 …

超少人数クラスで教えています

超少人数クラスでの授業のイメージ 教務委員の4月はたいへん 新学期が始まって2週目が終わりました(木曜日スタートなので、19日から3週目です)。この時期、私たち各言語の教務委員は、あちこち教室を回ったり、事務室や講師控え室に行ったりと、忙しく過…

助手だったころを思い出す

2009年から3年間京都精華大学の嘱託助手でした この春から、今の職場で准教授になりました。国立大学などでは、採用時から准教授というのが(私の年齢くらいだと)あたりまえですが、私の職場では、特任講師で採用後、2年すぎると専任講師、そこで業績をつん…