またカメラ買ったんか
今年に入り、フジフイルムが３年半ぶりにX-Eシリーズの新製品を発表しました。先行モデルのX-E3を私は昨年春に購入し、猫写真や近所を散歩するさいのスナップなどに活用していました。ダイヤル類が多くて操作法に癖が強いフジフイルムのカメラですが、私はX-E3を使うことで、フジの操作方法に慣れることができました。いちいちカリカリダイヤルを回すのは最初はめんどうでしたが、慣れてしまえば、猫などの動く被写体もきれいに撮れます。
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X-E3には特に不満はなかったのですが、この機種をどのようにアップグレードするのだろうかという点が気になり、やはり予約購入することにしました（X-E3は新機種と引き換えに下取りに出しました）。ありがたいことに発売日の25日に届けてもらえました。
サイズ感はX-E3とほぼ同じです。
大きく変わったのは、右側のグリップがなくなり、まっすぐなデザインになった点です。持ちにくいかもとはじめは思いましたが、そもそもだいぶ小さくて軽いカメラなので、グリップはなくてもとくに不便はしなさそうです。
フィルムシミュレーションは全部入り
フジフイルム機の特徴の一つがフイルムシミュレーションです。上位機種ほど、多くの種類から選べるようになっています。このX-E4には、すべての種類が入っているそうです。
これがX-T4あたりから搭載された、映画っぽい色の動画が撮れる、エテルナです。
私が以前X-E3で愛用していたのが、クラシッククロームです。落ち着いた色の風景写真が撮れます。
ここで気付いたのですが、Qボタンを押すと、より詳しい解説が表示されます。
こういう詳しい説明は、上位機種のX-T4にもありませんでした。私みたいにフィルムカメラを知らずにフジ機を使う人にはありがたいですね。
チルト液晶で自撮りも可能
最近のカメラはだいたいどの機種も、背面液晶を動かして、画面を見ながら自撮りができるようになっています。昨年購入したX-T4やパナソニックS5、ソニーa7cなどはバリアングル液晶になっていました。
X-E3では、液晶画面は固定式で、いまどきこのシンプルさが逆にいいと思っていました。だから、液晶が可動式になることは正直まったく期待していませんでした。
買ってみて液晶画面横に爪を引っかける部分があることが分かったので、チルト液晶で角度を変えることくらいはできるのかなと思い、実際に動かしてみておどろきました。
液晶が180度上に向きを変えて、自撮りができるようになっていました。
また、操作については、背面のダイヤルやボタンの数が減り、不自由になるかと思ったら、少なくとも私の使い方程度では、あまり変化は感じませんでした。メニューやPlayボタンなどが少し小さいので、やや押しにくいとは思いました。
猫を撮ってみる
まだ買って数日なので、外で風景の撮影はしていませんが、机の周りに遊びに来る猫をたくさん撮ってみました。
レンズはXF35mmF2をつけています。背景がきれいにぼけています。
ふだんはiPad Proで猫を撮っています（下の写真）が、余計なものがいろいろ写り込んでしまってこまります。
やたら情報量の多い部屋
テーブルに積んである本も字が見えないくらいぼけています。
最近はこのカラーボックスの空いてる段が気に入っています。
キャットタワーの上でくつろいでいる様子を、エテルナとスタンダードで撮影し、比較してみました。
こちらがエテルナ。たしかに色が暗めに、影が濃く写ります。
こちらがプロビアスタンダード。色調がやわらかく見えます。
せっかくコンパクトなカメラなので、レンズをいろいろ変えたりして外に持ち出して使用感を確認したいと思います。
