ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

コロナ感染後の一ヶ月

もう一月も終盤

新年から3週間余りがすぎ、私たちが新型コロナウィルスに感染し、ノンアルコール寝正月を迎えてからそろそろ一ヶ月が過ぎようとしています。この一ヶ月どのように過ごしたのかを思い出して書き出してみます。

こちらの日記にも書いたように、私はほぼ平熱で、おそらく37度を超えたのは1日だけでした。

schlossbaerental.hatenablog.com

お正月が終わる頃には、ほぼコロナは抜けた感じがしましたが、実は冬休みが終わっても、ほとんど仕事ができる体調ではありませんでした。

 

声が出ず、力が出ない

他大学に比べてやたら長い勤務先の冬休みのおかげで、12月24日から1月9日まで休み続けることができました。(多くの国立大学は12月26日くらいまで授業で、年明けも早いところは4日から授業開始だったりします)。

しかし1月10日の午後に新年最初の授業を迎える段になっても、喉の調子が悪く、家での会話程度の音量しか声が出ませんでした。語学のクラスは超少人数だし、講義はマイクが使えるので、声が小さいこと自体は問題になりませんが、声を出し続けることの苦しさが体に堪えました。最初の週は火曜から木曜までそれぞれ2コマずつで、金曜日は入れ替え授業日で休めたので、なんとかなりました。

喉の痛みが続くという人も多いようですが、私も授業開始ごろはまだ喉が痛く、声を出し続けていると咳が出てしまうこともありました。

そして何より辛かったのは、風邪が治りかけている時の、肺がだるい感じや全身の倦怠感が続いていることでした。

 

熱はないが、体力を使うと寝込んでしまう

授業がない金曜日に、非常勤先(12月中までで授業は終わっていた)に借りていた本を返すためにでかけました。久しぶりの西宮ということで、電車に乗って出かけたのですが、広いキャンパス内を歩き、帰り道は下り坂なので駅まで散歩がてら歩いたりしましたが、帰宅後にぐったりと疲れてしばらく寝てしまいました。

じっとしているだけなら何でもないのですが、やはりまだ体を動かしたりするのは無理かと思い、自転車に乗ることも控えました。結局ロードバイクは、冬休み前からもう一ヶ月も乗っていません。

 

ビールを飲むと悪化する

前回の日記では、ノンアルコールで正月を過ごしたことを書きましたが、その後もしばらくはほとんどお酒が飲めませんでした。

授業が始まった週の終わり頃に、そろそろ行けるかと思いビールや日本酒を飲んでみました。美味しく飲めたにもかかわらず、やはり翌日は喉と鼻が苦しく、気分も悪くなりました。しかたなく、しばらくはビールも飲まずに過ごしていましたが、妻は早くも回復し、冬休み明けから毎日2本のビール、そしてワインを楽しんでいました。

私も1月21日ごろから飲酒に復帰しはじめ、深酒しない程度に飲めるようになりました。

 

鼻炎が治りにくく、漢方薬と点鼻薬が欠かせない

年末に感染した当初から、私の場合は鼻炎がひどく、毎朝鼻詰まりで目がさめました。日中も鼻の通りが悪くて気分がよくないので困っていましたが、同僚に教えてもらって漢方薬を飲んでみると、だいぶ楽になりました。

その後も現在に至るまで、朝晩の鼻うがいと漢方薬、そして日中も1,2回程度点鼻薬を使っています。なかなか治らなかったのですが、今週くらいからもう治りそうかなという手応えが得られています。

 

節酒してたはずなのに、ビールがもうない

年末年始に飲むつもりで買い込んだ、日本酒やワインはまだほとんど減っていませんが、気がつくとビールの買い置きがなくなっています。

あまり飲まずに過ごしてきたつもりでいたのですが、一ヶ月前に2ケース買った缶ビールは順調に消費していたようです。「ビールは飲酒に入らない」というのが我が家の暗黙の了解ですが、コロナ後遺症であまり元気がなかったわりに、ちゃんとビールは飲んでいました。

次のビールも買っておこうと思います。

 

元気がない私たちの支えになってくれたのがブルーちゃんでした。