ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

年末年始に飲むはずだった酒

飲まずに年末年始が終わる

じつは冬休みが始まった直後から夫婦で新型コロナウィルスに感染し、さいわい軽症でほとんど熱は出なかったものの、年末年始は何もできず自宅で療養していました。

妻は39度近くまで熱が上がった日があったのですが、私はほぼ平熱あるいは38度くらいまでで推移していたので、ビールを飲む日もありました。しかしビールを飲んだ直後に悪寒がひどくなったりしたので結局年が明けてからはまったく飲んでいません。

発症してそろそろ一週間くらいが過ぎ、もうこれ以上熱が上がることはなさそうな体調までは回復してきたので、この冬休みを私たち夫婦がどれだけ楽しみにしてきたか、そしてどれだけの準備をしてきたかを書いておこうと思います。

 

並べてみたらこれだけ買ってた

3日現在、冷蔵庫とワインセラー(実質第二冷蔵庫としてあらゆる酒を貯蔵している場所)、そしてキッチン内の棚に保管してある酒の瓶を一通り並べてみるとこんな状態になりました。

まずはワインセラーにしまっていた、ワインと日本酒(一部飲みかけ)のみなさん。

雪の茅舎、風の森、篠峯、みむろ杉、そして栃木の若駒などはいつも行きつけの田原本町のお店で12月半ばに買いました。

全体を収めるのが難しいので角度を変えて。

まるで結婚式の親族集合写真のよう。叔母さん叔父さんやいとこたちの立ち位置をずらすように微調整しながら酒瓶たちの写真を撮りました。

鳳凰美田は、栃木の実家ならすぐに買いに行けるのですが、関西ではあまり手に入りません。悪税とは分かっていますが、小山市へのふるさと納税で一升瓶をもらいました。

 

そして冷蔵庫およびキッチンの棚に常温でおいていた酒のみなさん。

栃木県さくら市の仙禽さんの霧降二本セットもふるさと納税です。そして赤ワイン4本とスパークリングワイン4本は、妻がエノテカのワイン福袋で買ったものです。もっぱら日本酒は私が担当、ワインが妻というふうに役割を分けて日頃から仕入れをしていましたが、妻は冬休みがあまりに楽しみで、ワインセットを三回も購入し、クリスマス専用のペアグラスセットも買っていました。

12月25日の自宅クリスマス会ですが、このときはまだ元気いっぱいで、このまま2週間酒浸りで過ごすぞ!と気合じゅうぶんでした(バカ)。

ついでにいえば、26日には年末年始用ということでビールを2ケース買っていました。

 

フルーツジュースが染みわたる、ノンアルコール寝正月

しかしそれから二日後、妻が熱を出し、さらに二日ほどおいて私も体調が悪化し、そのまま一週間療養となりました。

ネコが食べられるものはないのか、とブルーちゃん。

お正月になり、妻がオーダーしていた高級おせちセットを開けたものの、おせち料理ってどれも基本的に酒のつまみであることに気づき、なかなか箸が進みませんでした。

胃腸が弱っている私たちにとってちょうどよかったのがお餅と冷凍ミニたい焼きでした。

松飾りを出して、貰い物の高級オレンジジュースがあったことを思い出し、乾杯しました。ノンアルコール果汁のおいしさが体に染み渡りました。

結局この一週間はほぼ何もできず、起きている時間はぐったりとテレビを見たりスマホを見たりして過ごし、たまに本を読み、ゲームをして、しんどくなったら寝るの繰り返しでした。

復路スタートからブルーちゃんも応援していました。

幸い症状は少しずつ快方に向かっています。妻はほぼ回復しているし、私も咳と鼻が治ればといったところです。来週は授業が始まるし、今週まではのんびり体を休めるつもりです。

今年の年賀状です。

たくさん印刷を注文していましたが、今日になってやっと届いた人たちにのみ返信しました。