久しぶりに車の記事
以前ドライブレコーダーをつけたりした車ですが、大阪市内に引っ越してからは、どこにいってもそれなりに駐車料金がかかってしまうので、確実に大金を使う(駐車券等で駐車料金が払える)場合以外あまり乗らなくなっていました。
schlossbaerental.hatenablog.com
(約2年前、父に勧められて駐車監視機能のあるドライブレコーダーを買い、自分でとりつけました。その後もちゃんと機能しています。)
あまり乗らなくなったとはいえ、和歌山や神戸など、少し離れた場所に行くにはやはり便利だし、旅先でレンタカーを借りると、気に入った自分の車がいいと痛感するので、維持費がもったいないけど、大事に乗り続けようと思っています。
和歌山旅行の帰り、急にヘッドライトが切れる
和歌山の口熊野マラソンに出かけた際、自宅の駐車場にいれるタイミングで、「ヘッドライト交換」というサインがメーターパネルに表示されました。これまでに一度もなかったことだし、車のライトなんてそう簡単に球切れするものでもないだろうと思ったので、しばらく放置していました。
先月末ごろ夕方暗くなってから買い物に行ったとき、たしかに片方のライトがつかなくなっていることに気づきました。どういう状況なのかわかりませんが、始動すると両方点灯するのに、5分くらい走ると片方だけ消灯してしまいます。つけたり消したりを繰り返しましたが、変わらないので、おそらく片方だけライトの寿命が切れていたのでしょう。
ネットで交換方法を調べる
ドライブレコーダーをつけた時と同様、ネットで情報を探してみました。まず、ディーラーや整備屋さんでの工賃を調べると、3万円とか5万円といった額が上がっていました。うーん、さすがに高すぎるのではと思い、自力で交換する方法を探してみると、アマゾン等で安い部品を買って、自分で取り付けている人もいることがわかりました。
私はPCや車をよく分解修理しますが、正直なところ別にメカが得意なわけではなく、必要に迫られて、自力でやってみることがちょっと好きなだけです。
そのため今回も、必要な工具や部品を調べ、手順を確認しながら作業に取り掛かりました。
もうこれだけ見れば何もいらないんじゃないかというくらい、親切な解説が見つかりました。(あとで気づきましたが、私のアウディA4とは少し年式が違うので、細部の作りが変わっていました)。
この方の場合は、マイナスドライバーを使っていましたが、実際は星型のネジなので、トルクスドライバーを買いました。VW、アウディなどはみなT25サイズで統一されているようです。
コーケン ロングシャンクトルクスドライバー T25 168T-T25(250)
- 出版社/メーカー: 山下工業研究所(Koken Tool)
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
この商品のようにかなり長いサイズでないと、奥まった場所のネジが回せないので注意が必要です。
また、ライトバルブは規格さえ合えば別に安いものでもいいらしいので、こちらを選びました。
なんと3000円以下でした。
作業に取り掛かる
部品と工具を買ったものの、作業に取り掛かるのに2週間くらいかかりました。単純にやったことがない作業をするのがめんどうだったからです。
しかし、夜に出かけてライトが点かなくなるのは困るので、やっとこの休日に交換作業に取り掛かりました。
作業手順は以下の通りです。ちなみにうちのマンションは地下に立体駐車場があるので、いったん車を出し、マンション脇の道路に停めて作業をしました。
1)ボンネットを開ける。
2)ライトとグリルの上にあるカバーを外す。
3)3箇所のネジを外し、2箇所のネジを緩める。
4)ライト部分を引き出す。
5)ライトバルブを新品に交換する。
さっそくボンネットの開け方が分からず、ぐぐってしまいました。この工程でいちばん難しかったのは、2)のカバーを外すことでした。ネジではなくピンのようなもので止まっているので、裏側から押したりしてなんとか外しました。
上のリンクに挙げられているA4とは少し仕様が変わっていたので、自分で考えながら、ライトを外しました。
30分くらいあれこれがんばって、なんとか右側のライトユニットが外れました。ネジや電源ケーブルは抜いているので、ごろっと全部取れると思ったのですが、どうしても外れないケーブルがあったので、この状態でライトバルブを交換することにしました。
USBみたいな差し込みを外して、古いライトを取り出します。
これが取り出したライトバルブです。
ライトを外す際に、ぐいぐい引っ張ったせいで、ボディーの端とライトのレンズがこすれて、細かい傷がついてしまいました。まあ、ちょっと見ただけじゃ分からないので、私はあまり気にしてません。
取り出したライトを元に戻すのもけっこう大変でした。なかなかうまく元の位置に戻らず、最悪このままディーラーに持っていくことになるかもと不安になりましたが、なんとかなりました。
次は左側も取り外します。
左側はネジを外してもどうしても取れないケーブル類があったので、ライトユニットを10センチほど前に引っ張り出して、できた隙間に手を突っ込んで、バルブを交換しました。写真の右側ケーブルの下にある丸い部分です。
1時間くらいかかりましたが、なんとか無事作業を完了することができました。
点灯させてみると、無事両方ともついていることがわかりました。よくみると、以前よりも明るいように思います。点灯しなくなっていたのは片方だけでしたが、両方新品に換えて正解でした。
安い部品だし、私の取り付け方もけっこう適当だったので、本当にこのままで大丈夫なのか少し心配はありますが、また点かなくなったら、自分で開けてみればいいのではと思っています。作業の手順がわかったので、次はもっと楽にできるでしょう。