アムステルダムに戻る
1週間の旅の最後は、最初に到着したアムステルダムです。
前回はこちら
schlossbaerental.hatenablog.com
アーヘンから一度乗り換えを挟んで、3時間程度でアムステルダムに戻りました。近鉄バスのような色(オレンジと青)のオランダ国鉄です。
運河と狭い路地に面した古い通りにホテルがありました。驚いたことに、同じブロックには飾り窓がいくつもありました。
アムステルダム2泊目は、駅前から15分程度離れた、市内中心部に宿を取りました。ここは、かなり古い建物を改装した部屋でした。エレベーターは定員3名程度とものすごく狭いので、部屋に上がる時は、荷物と人間が別に移動する必要があるくらいでした。
おみやげを買いに行く
翌日はアムステルダムから大阪へ発つので、街に出ておみやげを買いに行きました。
夕方のアムステルダム。自転車とバイクと路面電車が並走しています。
中央駅から地下鉄に乗ります。この町の鉄道はヨーロッパには珍しく、入り口だけでなく出口改札もあり、カード型の切符を自動改札にかざす必要がありました。
中央駅から10分ほど離れた駅で降りました。
住宅地の中にミッフィーの看板が見えます。
ミッフィー専門店がありました。少し中心部から離れていましたが、たくさんの観光客(ほぼ日本人だけ)でにぎわっていました。
また、この店ではデルフト焼きの置物やマグネットなどをたくさん買いました。
アムステルダムで最後の夜を過ごす
一日目のアムステルダムでは、あまり考えずに夕食を食べていたので、こんどはちゃんと調べてオランダ料理の店で夕食をとりました。
ハイネケン生ビール
肉料理。味付けはドイツ料理とほぼ同じでしたが、野菜のいろどりのきれいさや、バランスの良さなど、いわば丁寧に作ったドイツ料理といった感じで、とてもおいしかったです。
旧市街の狭い通りの中にあるオランダ料理店。
食事の後は、少し歩いて、バーでビールをもう少し飲むことにしました。
夜の運河もきれいです。
夜もにぎやかな町でした。
オランダやベルギーのビールは、ドイツビールと違って、甘みやコクを感じる、アルコール度の高いビールが多くあります。
ドイツでもそうですが、ヨーロッパの人はビールがこぼれることをあまり気にしません。コースターが役に立たないくらいびたびたになってしまうこともしばしばあるし、飲んでいる人も手がビールまみれになっていても気にしていません。
バーで4、5杯ビールを飲んで、すっかりよっぱらっていましたが、最後に行列ができる人気店でポテトフライを買って食べました。
長い行列ができていましたが、10分くらい待つと順番が回ってきました。
3種類の大きさ、そして24種類のソースから選べます。
ちょっと甘いマヨネーズがかかっています。4.55ユーロの中サイズを二人で分けて食べてちょうどいいくらいでした。
出発の朝
いよいよ出発の日ですが、飛行機は昼過ぎなので、朝は町を歩く時間がありました。
運河に面したホテルの部屋からは、模型のようなかわいらしい街並みが見えます。
どの家も昔ながらの建物を使っています。
街中で何度か目にしたテスラのタクシー。乗り心地が良さそうです。
飛行機まで少し時間があったので、中心部を歩いたり、デパートに寄ったりしました。
左が町を代表するデパートです。最上階に高級フードコートがありました。
最後にもう一度フライドポテト屋さんに来てみました。よく考えるとこの旅行中、いちばん気に入ったのが、アムステルダムのポテトでした。
アムステルダムと自転車
オランダ=自転車先進都市のように見られがちです。地方はどうだかわかりませんが、すくなくともアムステルダム中心部を見る限りは、大阪とそう変わらない、ひどいカオス状態です。
中央駅前は通りがとても狭いのに、ひっきりなしに自転車がやってきます。気をつけていないと重大事故が起こるのではと心配になりました。また、昨年ドイツで爆発的に普及した、電動スクーターは、この街にはまだ入ってきていない様子でした。これだけ人が多い通りだとちょっと怖いと思いました。
昼過ぎに空港に着いて、15時ごろの飛行機でオランダを出ました。今回の旅では、たまたまチケットが安かったのでアムステルダム発着となりましたが、初めてのオランダは非常におもしろいところでした。ドイツ語によく似たオランダ語も、じっさいに目にするとだいぶ違いがあるように思いました。言語についてももう少し勉強してから、もう一度訪問できればと考えています。