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ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

工事現場の記録(1)2015年春頃まで

職場が工事現場だった

私が着任した2014年春頃から、つい最近まで、近畿大学では、東大阪本部キャンパスの大改装工事が続いていました。現在もまだ、すべて完了したわけではなく、今年度中に二期工事が始まり、あと2年ほどで完成する予定です。

超近大プロジェクトとキャンパスマップの変容

昨年あたり、非常に話題になり広告の賞を受賞していたと思いますが、こちらのポスターが駅などに掲示されていました。

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写真では、でっかい握りこぶしで、大学本館が粉砕されていますが、実は本館は、中身が入れ替わったもののまだ残っています。

なくなったのは、本館の隣に立っていた16号館、そして私の研究室が入っていた、11号館の一部です。

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私が非常勤講師になった2012年ごろの地図だと、16号館とその周辺の建物はすべて残っていますが、2015年ごろの地図を見ると、そのへん一帯がすべて工事区域となっています。

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現在は、下の地図のように、5号館(松岡正剛プロデュースの図書館)を中心に、1号館(事務棟)、2号館(ホール)、3号館(自習室)、4号館(カフェと高いレストラン)ができています。

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新しい建物全体(アカデミックシアターのイメージ図がこちらです。

以下の記事では、私が着任前から撮りためた写真を元に、どのようにキャンパスの風景が変化して行ったのかを振り返っていきます。

 

2013年、すべてがまだあった

私が非常勤講師として勤めていた、2012年から13年度の2年間は、とくに大学内で大きな工事は行われていませんでした。近大のように大きな大学だと、じつはほとんど毎年、何らかの大きな工事が行われ、何か新しい建物が作られています。先ほど紹介したキャンパスマップを見ても、私が非常勤になるちょっと前には、薬学部の39号館や、総合社会学部のG館などが新築されています。

非常勤で教えにきていたときには、経済学部の授業だけの担当だったため、本館や11号館があるキャンパスではなく、東側の経済学部の校舎周辺しか、ふだんは見ていませんでした。しかし、13年の秋に面接を受けて内定をもらって以後は、来年からここで働くのだという期待もあって、11号館や15号館など、キャンパスのあちこちを歩いてから授業に行くようになりました。

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その当時(提灯があるので、ちょうど11月の学園祭ごろでしょう)撮影した11号館(上)と16号館前(下)の様子です。11号館北側(写真左側)の低い棟には、国際交流室などが入っていたそうです。この部分は、私が着任するころには、ちょうど取り壊されていました。

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これは着任する直前に、研究室に荷物を入れる作業をした日に撮った写真です。16号館は数日かけて、取り壊されました。

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また、11号館も北側に飛び出した部分のみ、壊されました。残った建物の壁には穴が開いたままになっていました。そこから私はいつも工事現場の様子を撮影していました。

 

2014年 大規模工事の準備が進む

16号館は取り壊され、その周辺は壁で覆われてしまったものの、キャンパス内の様子は大きく変わってはいませんでした。16号館と11号館の間に広がる芝生スペースは、このころはきれいに整備され、春から夏頃は学生たちがいつも集っていました。

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右側が16号館跡地です。左側の工事現場は、国際学部棟を作るためのものです。

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15号館前の薬学部植物園(左側)も残っていました。緑が多くて気に入っていた場所でした。

この年の秋には、11号館南側にあった研究室にラクロス球が飛び込んで、ガラスが割れるという事件が起こりました。

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すぐに直してもらえましたが、数日後には、隣の空き部屋のガラスも割られました。こっちのほうが被害が深刻で、自分の部屋でなくて本当に良かったと思いました。

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このように、窓から見ると、南グラウンド端の、用具置き場の建物周辺は、ネットがないので、ここからボールが飛び出してしまったようです。

南グラウンドも15年度途中から改装工事が行われ、現在はすっかりきれいになっています。

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14年度終わり頃の様子です。16号館と11号館周辺の庭園は撤去され、舗装道路と更地だけになっています。14年度の終わり頃には、周辺の道路はすべて封鎖され、11号館から本館や経営学部のある21号館にいくには、仮設通路を通って、大幅に迂回していかなければならなくなりました。

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それまでは、工事現場をまっすぐ上に進むだけでよかったのに、右側の仮設通路をとおるか、または南門前から15号館、仮設通路を通って18号館へ抜けなければなりません。キョリ測で計測したところ、11号館から21号館までは、500mほどありました。

15年度に変わる頃、本格的に基礎工事が始まることになります。続きは次の日記で。