すっかり我が家の生活になじんだ
8月18日に子猫のブルーがやってきて、二週間が過ぎようとしています。子猫は私たちや、この家での生活にも徐々に慣れてきたし、私たちの生活も子猫に合わせていろいろ変化してきました。今回は、この二週間の変化をまとめるとともに、新しいレンズで撮った子猫の写真を紹介します。
子猫の変化
家に来た当初と比べて、子猫はよく遊び、よく食べるようになりました。成長期であるため、体が少し大きくなったようにも見えます。
すくなくとも運動量は格段に増えたと考えられるので、来た当時は細かった肩や背中、おしりに筋肉がついているのがわかります。
私たちの生活も変わった
子猫との生活は、明らかに私たち夫婦の生活も変えました。規則正しい生活、ゴミをちゃんと始末する、部屋は片付けるといった、まあ言ってみりゃ大人として当然のことがやっとできるようになってきました。
そして大体毎日の宅飲みも、以前より静かに飲むようになりました。音楽をかけたり、妻が大好きなサメ映画や刑事ドラマを見たりしなくなったのは、眠りかけている子猫を起こさないためです。子猫は一日二十時間の睡眠が必要なのだそうです。私たちが賑やかにしていると、子猫も遊びたがって睡眠時間が減ってしまうので、宅飲み時はなるべく声を立てないように気をつけています。おかげでかつてより酒量が若干減ったように思います。
植木鉢や壊されそうなものは撤去
ケージを開けて、子猫を部屋に放したときから気をつけていたのが、猫にとって危険になる物を部屋に置かないということでした。
日当たりが良い角の窓辺には、ガジュマル、サボテン、コーヒーの木などの植木鉢を置いていましたが、猫が登って倒したり、間違って食べてしまう恐れがあるものは、ベランダや別の部屋に置くようにしました。
大きなガジュマルの鉢は動かすのがたいへんだし、猫にとって害はなさそうなので置いたままにしていましたが、なぜか毎日鉢の中を覗き込み、ガジュマルの樹の根元にある土をごそごそいたずらしてしまいます。ガジュマルにダメージはないのですが、土が周りに飛び散るので、鉢の周りにラップを巻いて、中に入れないようにしました。
ラップでいたずらを予防することは、おそらく焼け石に水に過ぎないとわかっていましたが、わずか数日で破られてしまいました。こういう元気いっぱいのいたずらも子猫ならではなので楽しいものです。
結局この大きなガジュマルの鉢もまた、ベランダに出すことにしました。
それから、妻が着物用に買って、現在はおもにおしゃれ着の室内干し用になっている衣桁ですが、子猫が毎日登りたがって、そのうち倒してしまうのではと心配になったので、片づけました。
ペットショップで猫草も買ってみましたが、子猫はたしかに草をクチャクチャ噛むものの、あまり食べているわけではないし、なぜか猫パンチをしたりしてめちゃくちゃにして、はては鉢ごと転がして遊んだりするので、これもわずか3日ほどで撤去することにしました。
一方で、段ボールの空き箱や紙袋などは、一人遊びをするときのかっこうの遊び場になるので、そのままにしています。YouTubeで見る猫ちゃんたちは、箱(しばしば小さすぎる)にむりやり入って遊んだりしていますが、うちの子猫はあまり箱には入りません。箱や猫ベッドのような囲まれた場所で眠ることもあまりありません。
段ボール箱に入れた猫ベッドで寝ようとしていますが、すぐに目を覚ましてしまいます。
子猫の遊び
近所のイオンモールにある大きなペットショップの品揃えが良くて、いろいろなおもちゃを買って遊ばせてみました。
サバのぬいぐるみや、がしがし噛んで楽しめる小魚のぬいぐるみ、それから、フェルトでできたボールなどを与えてみました。
手前にあるのは、妻がてぬぐいの端切れをミシンで縫ったぬいぐるみ。サバに似せて作ったのですが、なぜか不人気です。
しかし、いろいろ与えてみたものの、いちばん気に入っているのは、保護親さんからいただいた、紐です。紐を動かすと、走り回ったり飛び上がったりしてつかんできます。
紐と柄を遠くに放り投げると、さっと走って取ってきます。この「投げる、拾う」という遊びも大好きで、何度も飽きずに要求してきます。
紐を高い位置でひらひらさせると、勢いをつけて飛び上がって、掴みます。これは筋肉の発育に効果がありそうです。
連続シャッターにして撮影してみましたが、なかなかピントが合わず難しいです。
猫は私たちの仕事部屋にも居場所を見つけている
最初はいろいろ警戒して、リビングの中だけを歩かせていましたが、最近は私や妻の書斎にも自由に出入りさせています。
子猫は、人がいる場所の目が届くところで遊んだり昼寝をしたりするのが好きらしく、私たちの後をついて部屋に入ってきます。
妻の部屋では、本棚のファイルボックスの上などでよく寝ています。zoom会議のときも、膝の上で静かに過ごしていました。
私の部屋は物が多くて乱雑なので、あまり安らげる場所はなさそうです。
しかし机のすぐ隣の窓辺は、私からもよく見えるし、気に入ったようです。
日当たりがいい眩しい場所ですが、よく寝ていました。
ポートレート向け単焦点レンズがきれいに撮れる
子猫が家に来て、私がさっそくやったことは、新しいレンズを注文することでした。もちろん既に持っているxf35mmやxf55-200の望遠レンズなどでもきれいに撮れますが、近づかなくても大きく撮れる単焦点があったらいいなと思ったので、フジのXF50mmを注文しました。
XF50mmF2はフルサイズ換算で75mmなので風景写真に使うには狭いのですが、猫を撮るには最適の画角だと思いました。