夏休みがなかなか来ない
私の勤務先は、カレンダー通りに祝日は休むところなので、5月にはたくさん休みがありましたが、その分今学期はまだまだ続いています。先週後半にようやく15週目が終わり、来週半ばから期末試験が始まります。試験期間が終わるのは、8月6日になります。祝日に休まないところ、15週目に試験を行うところでは、もう夏休みに入るのでしょうが、私の夏休みはまだまだ先です。
せっかくの夏なのだからカメラを持って出かけたい。そう思って、自主的に夏休みを始めることにしました。もちろん授業やテストやその他業務はちゃんとやってますが、夕方からは夏休みにします。夏休みがまだ来ないなら、こっちから休みにしていけばいいのです。
淀川花火大会までに何か撮っておきたい
昨年度の夏にいまのマンションに引っ越し、自宅の窓から淀川花火大会を楽しみました。
schlossbaerental.hatenablog.com
α7R2で非常にきれいな写真が撮れました。今年ももちろん同じ場所で撮る予定です。
今年は機材を入れ替えたので、花火撮影の本番である淀川花火までに、できれば何回か練習の機会がほしいと思いました。新しく買ったカメラやレンズを試して、どれで淀川を撮るか決める材料が欲しかったのです。
天神祭花火大会を撮りに行く
つい先日7月25日(木)には、天神祭花火大会がありました。長いこと大阪に通勤していますが、考えてみたらこの花火を見たのは今回が初めてでした。
機材は新しく買ったニコンD750と24−85mmレンズを使うことにしました(このカメラを買った経緯は後日書きます)。
当日は4時限目まで授業があり、その後職場を出ておおさか東線・東西線経由で6時過ぎに大阪城北詰駅に到着できました。いつも閑散としている駅ですが、すでに大勢の人で賑わっていました。
大川沿いに出てみると、すでにだいぶ混雑していて道を歩くのは困難でしたが、それでもまだ座れる場所は残っていました。花火を見るのであれば、ここで適当に座ればいいのでしょうが、この公園は桜並木があったりして、写真を撮ろうとするとどうしても木がかぶさってしまいます。
そのため並木よりも川に近い手すりギリギリのところには、すでに三脚を立てたガチ勢のみなさんが陣取っています。いまさら私が入れる余地は残っていませんでした。
船を撮影した後、やはり場所を変えようと移動することにしました。
大阪城から花火を撮る
大川から南に下り、寝屋川の橋を越えて大阪城方面へ向かいました。
冬にはよくジョギングに来ていた大阪城。巨石を積んだ石垣はいつ見てもわくわくします。
少し歩き回って、北西角の櫓の上にカメラを設置しました。今思うと、なぜ一番端まで行かなかったのかと後悔しています。
夕方の大阪城はすこし暑かったものの非常にきれいで、気持ちのいい場所でした。ここで30分ほど花火の開始を待ちました。
始まるまでしばらく、レリーズケーブルのチェック(今回初めて使ったので)や、画角とピントの調整などをしました。おそらくあの高いビル(帝国ホテル)の上に、どーんと花火が開くのだと期待して待っていました。
あれ?低い。7時半に花火が始まりましたが、思いの外手前のビルに隠れてしまって、半分くらいしか見えません。
85mmまでレンズを伸ばしていますが、それでもトリミングしないと小さすぎるくらいでした。左の仕掛け花火はほとんど見えないので、右側の打ち上げ花火に絞って撮りました。以下、上手く撮れたものを何枚か載せておきます。
花火をきれいに撮るコツは、シャッタースピードらしいです。今回はじめてバルブ撮影をしましたが、自分で思っているよりも早くシャッターを閉じていることがわかりました。5秒くらい開けたかな?と思っていても2,5秒しかたっていなかったりします。
花火を見ていたこの櫓は、初めは人が少なく、静かだったのですが、始まってから人が増えてきました。
トリミングしないと思いっきり前の人がうつりこみます。混雑している中で一人花火写真を撮り続けることに少し飽きてきました。
花火が終わるまで見ていたら、帰りが大変だろうと予想して、やや早めに大阪城を後にしました。
しかし天満橋駅までの道はどこも大混雑でした。花火見物ではなく、天満宮の方に行っている人たちもたくさんいたから、駅周辺までずっと混んでいたのでしょう。
今回はD750で大阪の天神祭花火大会を撮ったことをまとめました。ミラーレスに慣れている今、一眼レフ機を使うことにすこし心配がありましたが、さすがはニコンです。使いやすいし、何も考えないで撮ってもちゃんときれいに写ります。それから今回は初めてケーブルレリーズを使って撮りましたが、これも非常に面白かったので、もう一度別の花火大会でもやってみることにしました。
(次回芦屋サマーカーニバル花火編へつづく)