ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

α7RIIで花火を撮る

マンションの高層階に住む

7月の初めから、マンションの高層階に住み始めました。今の時期は昼の暑さが厳しいのですが、それでも広々とした景色を眺める暮らしには満足しています。

部屋を初めて見に来た日、売主さんから、淀川花火大会がよく見えることを教えてもらいました。その時は西宮に住んでいたので、花火大会がどのくらいのものなのか想像がつかず、へー楽しみですねとか言っていました。7月下旬ごろになると、淀川河川敷や自宅近所に案内標識が出たり、マンション内に花火大会当日への注意が掲示されたりして、花火へ向けて町全体の気分が盛り上がっているのを感じました。

 

淀川花火に備えてレンズを買う

花火といえば、せっかく買ったα7を有効活用するいい機会です。8月にはドイツに行くことだし、新たなレンズをつけて、花火を撮ったりして、暗所撮影の練習をしないといけません。

と言うことで、テストが終わる頃に、以前から欲しかったレンズをいくつか注文し、まずは自宅近所の様子を撮影してみました。

トキナーAT-X Pro SD17-35 F4(キャノンEFマウント)

 

 α7シリーズの場合は、マウントアダプターMC-11を間にくっつける必要があります。

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けっこう大きくて重いです(600g)。また、レンズの口径が82mmもあるので、キャップが巨大です。

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以前からドイツで使ってみたいと思っていた広角レンズです。広角端17mmなので、スマホや普通のカメラよりもはるかに広い景色を一度に撮ることができます。

 

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夜景もこのとおり、手持ちできれいに撮れます。(ときどきAFが迷うことがあります)

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職場に出かける時ももちだして、通勤中に気になっていた風景を撮ったりしました。

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ごっちゃりした風景がはっきり写るので、撮っていて楽しいです。

 

 

キヤノンEF24-105mm IS STM

広角レンズ以外にも、評価が高いキヤノンの標準ズームも用意しました。

 

このレンズはもとが割と安く、数もたくさん出ているので中古で安く手に入りました。さっそく梅田の街を撮ってみました。

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トキナーとはちょっと色合いが違うけど、同じく非常によく撮れます。

 

シミュレーション、会場の確認

数日前からカメラを淀川方面に向けて、画角や距離、角度のチェックをしていました。

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淀川に中洲のようにはしけが浮かんでいるのがわかります。河岸にはたくさんテントやイスが設置され、観覧会場が整備されつつありました。

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夜には、照明がつけられ、遅くまで明るくなっていました。準備作業等が続いていたのかもしれません。

当日は、夕方ごろに、自宅書斎を片付け、机に三脚をたてて、淀川方面を撮ることにしました。

開始直前の様子です。

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拡大して見るとわかりますが、人がびっしりいました。まるでロックフェスのような盛り上がりです。自宅からは歩いても15分くらいの距離ですが、やはり行かなくて正解だったと思いました。

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暗所撮影にやや不安があったので、トキナーではなく、操作しやすいキヤノンをつけました。このようにα7を設置し、窓辺には、段ボール箱の上にGoProHero6を置いて、こちらはタイムラプス写真をとることにしました。

 

iPhoneをつかったリモコン撮影

始まる直前まで、自分でシャッターボタンを押して撮影すればいいやと思っていたのですが、花火のようなシャッター速度の遅い場合には、当然手ぶれ補正がついていてもぶれぶれになります。そのため普通はUSBで接続するリモコンを使ってシャッターを切ります。しかし私はソニーが出しているアプリをつかって手元で撮影しました。

www.sony.jp

このアプリで本体とスマホをつなぐと、スマホ画面にビューファインダの映像が映し出され、手元でシャッターボタンを押せます。撮れた写真はすぐさま本体からiPhoneに送られ、写りを見ることができます。

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本体に触れなくてもシャッター速度やF値などを操作できるようでしたが、よくわからなかったので本体のダイヤルで調整しました。

一時間ずっと暑い自室でシャッターを切り続けて数十枚撮りました。以下、よく撮れてるものをあげておきます。

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三脚で画角を固定していたはずでしたが、実際に花火が上がるのをみていると、高さが低いものや高いもの、開き方が大きいもの、小さいものと色々な種類があるので、ときどきカメラの向きや画角を動かす必要がありました。花火が開く際の煙や川面への反射などがきれいに写りましたが、花火自体はもっとシャッター速度を遅くして、光の軌跡を撮った方が良かったかなと思いました。

まあ、マンションは賃貸ではないので、まだまだ住むつもりです。毎年1回の花火大会ですが、いい写真が撮れるように少しずつ工夫していきたいと思います。