ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ミュンヘンから郊外へ(2)Landshutを町歩き

夕方から本来の目的地へ 前回につづき、8月20日の遠足の話です。11時過ぎにミュンヘンを出たものの、15分ほどのところにあるオーバーシュロイスハイム駅で、列車が止まり、先に進むことができなくなった私は、近くにあるシュロイスハイム城を見物し、噴水を…

ミュンヘンから郊外へ(1)Schleißheimのお城

日曜日、どこかへ出かけよう! ミュンヘンには、8月14日から22日まで滞在していました。だいたい毎日国立図書館にでかけて、文献をスキャンして過ごしていました。しかし、日曜は州立図書館の出納業務が休みになってしまう(閲覧室の一部のみ使用可能)ので…

キムゼーに行ってみる

8月15日はバイエルン州の祝日 14日からミュンヘンに入り、さっそく国立図書館で作業をしたものの、15日は休日で、国立図書館もミュンヘン大学図書館も休館日でした。休みになるといっても、何をしようかと考えていると、ネットでミュンヘン周辺の行楽地情報…

百万遍、大阪コピーの思い出とBSBのスキャナ

ミュンヘンBSBで毎日スキャナの前で過ごす ミュンヘンに来て一週間、毎日バイエルン州立図書館(BSB)のスキャナ室で、文献をコピーして過ごし、現在はウィーンに移動しております。 ウィーンのオーストリア国立図書館 バイエルン州立図書館は、フランクフル…

乗り継ぎの18時間でヘルシンキを街歩き

ドイツに来ています 今年も8月の後半は日本を離れ、ドイツにやって来ました。前半一週間はミュンヘン、後半はウィーンで、それぞれ図書館で文献探しをする予定です。 飛行機は、昨年夏と同様、フィンエアーを選びました。関空からヨーロッパに行く場合、早い…

移住者にとっての京都の楽しみ方

中途移住者として京都に14年 私は大学院修士課程進学時に、京都に移り住み、左京区北白川に7年、左京区浄土寺に4年、右京区太秦に3年と合計14年あまりを京都で過ごしました。 京都というと、先の戦争が応仁の乱だとか、本当の京都は洛中だけとか言ってる閉鎖…

京都暮らしの思い出

夏の京都で、かつて住んでいた頃を思い出す 八月始めに、観劇(地点によるイエリネク上演をみてきました)と研究会のため、何回か京都を訪れていました。京大周辺や、院生・助手時代に住んだ(2007~2011初めまで)銀閣寺道を久しぶりに見て、京都に住んでい…

最近買った本、7月後半

気がついたらもうお盆休み 7月末ごろから、かなり仕事が忙しくなっておりました。 昨日まで、研究分担者として参加している、科研グループ「プラハとダブリン亡霊とメディアの言説空間−−複数の文化をつなぐ《翻訳》の諸相」の研究会合があり、そこで「夢遊病…

論文が出ました「記憶と病-クリスティーネ・ヴニケ『狐と島邨博士』について」

春に書いた論文が出ました 7月末に出来上がった、『希土』第42号(希土同人社)に、春に書いた論文が掲載されました。 2015年に出版された、ドイツの小説„Der Fuchs und Dr. Shimamura"『狐と島邨博士』について、実在の人物島邨俊一の生涯と、小説に登場す…