ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

国際化と異文化理解、受講生のみなさんへ

中間レポートのおしらせ 国際化と異文化理解の授業では、先週5月23日の授業で、中間レポートについてアナウンスしました。 レポートの締め切りは6月6日月曜日の授業です。手書きではなく、PCで印刷したものを提出してください。 レポートの課題や執筆に際し…

講義科目をどうするか?(4)学生に文献を読ませる授業へ

これまでに3回にわたって、私が担当する講義「国際化と異文化理解」についての考察を続けてきました。1回目では、講義科目がなぜやりにくいのか、2回目では、2014年、15年度における実践、3回目はこれまでの教育経験から考えた講義のあり方について述べ…

講義科目をどうするか?(3)学生は敵ではない

3年目を迎えるにあたって、これまで2年間にやってきたことを大幅に見直してみようと思いました。そう考えた一つのきっかけは、前回の記事に載せた、8月の学内研究発表会です。この会では、第二外国語の他の先生方に自分の授業を紹介して、いろいろと意見…

講義科目をどうするか?(2)1、2年目の試み

講義内容をどうしたらいいのかということについて考えた前回に続き、今回は1、2年目(2013、2014年度)にやったことのまとめです。 映画を見せることにした (2015年夏に、職場内での研究発表会でこの講義について報告しました) 講義内容や方法論を模索し…

講義科目をどうするか?(1)

講義科目って難しい 今の職場に着任して3年目、毎年半期ごとの講義を担当しています。しかし毎年こんなんでいいんだろうかと反省するばかりだし、難しさを痛感するばかりです。どうしてこんなに難しいのか。ドイツ語を教えるのはだいたい2年目くらいで教科…

カップ焼きそばを食べてもいいんだ!と気づいた—大学教員と昼食

毎日職場でお昼ご飯を食べる。昼食について考えたこと、そして学生時代の思い出などをまとめました。 個人研究室で、何を食べてもいいという自由をかみしめる 私は、昼に仕事が集中することもあり(授業は1時限目から3時限目に固まっています)、お昼ご飯…

2003年春、手探りで論文の書き方を模索していた頃

講義の資料に使えそうな昔の発表原稿や資料などをHDDのなかから探していると、2003年ごろのメモ書きが出てきました。コンピュータに保存してあるデータというのは、全く場所をとらないものですから(当然ですね)、何でこんなものまでとっておいたのかと思う…

1999年秋アパート取り壊しと立ち退きの思い出

どういう脈絡かわからないけど、急にずっと昔のことを思い出すことがあります。 東京で大学に通って4年目、アパートの取り壊しが決まった 大学4年生になって、大学院進学を決意した頃だったと思います。当時住んでいたアパートは築40年以上の木造で、階段や…

iMacの起動ディスクをSSDに換装しました

(右:2013年に買い換えたiMac。左は2008年に買った21インチ) 先日職場用のコンピュータを買い換えたことを書いたばかりですが、先月家で使ってるiMac27インチ(Late 2012)も起動ディスクをHDDからSSDに取り替えていました。その結果、大変使いやすくなっ…

カーナビと道迷い

連休はドライブをしました 隣町の明石に行ったり、淡路島に出かけたりしました。どちらも帰り道で激しい渋滞に巻き込まれ、えらい時間がかかりました。 近隣の、土地勘がある場所なら様々な抜け道を考え付くのですが、ちょっと離れた場所だと、どうやって渋…

4月だけがループすればいいのに

5月になってしまいましたね 私たちドイツ語教員は毎年1年生に新たにドイツ語を教えます。私たちの大学では、ほとんど1年生向けのクラスしかない(2年生以降は選択科目なのでクラス数は激減します)ので、1年生ばかりを教えています。 4月から始まった今年の…

備忘メモ:脚注にカッコをつける

毎年注のつけ方を忘れてしまっている! 日常的に論文を書いたり読んだりしています。全体的な書き方のルールのようなものは、大学院生の頃に身につけて、そのまま現在に至っています。学会誌でも学内の紀要でも、文字数やページ数の制限は違えど、だいたい同…