ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

降りたことがない駅に走って行ってみる2

前回に引き続き、走って行ってみた駅を紹介していきます。

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7)弁天町駅

大正と西九条の間にあるのが、弁天町駅です。中央大通りを九条からさらに海側に進んだところにあります。神戸方面へ繋がる国道43号線との交差点に環状線と中央線の駅舎があります。おそらくこの辺が港区の中心のようです。

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駅の東側は、ロータリーがあり、商店街などがあります。

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西側は43号線、南側は阪神高速が走っています。

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90年代に作られた大阪ベイタワー、オーク200です。高層ビルですが、灯りはまばらについているのみです。お客さんはあまりいないようです。

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43号線沿いの歩道を進んで、安治川を渡ります。まっくらな橋をびゅんびゅん車が走り抜けるので心細くなります。

 

8)安治川口駅

弁天町から北に進み、安治川を渡り、港方面に進むとUSJがあります。その一つ手前にあるのが、安治川口駅です。私はUSJにはとくに興味がないのでこの辺りにくるのは初めてでした。

住宅と大きな工場の街に駅がありました。芦原町のような都会の秘境駅を想像していましたが、思いの外ふつうの駅でした。

環状線から直通のユニバーサルシティ行き電車はひっきりなしに走っていますし、この駅でも乗降客がそこそこいました。暗いのでよくわかりませんでしたが、ここに宿泊する人もいるようでした。

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駅手前の踏切から。遠くに見えるのが天保山の観覧車です。夕方にはEXPO2025を歓迎するメッセージが流れます。

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電車がかなりの頻度で発着します。電車を待つ人も多くいました。

 

9)阪神線淀川駅

ここは引っ越してまもない、7月始め頃に行きました。 最寄駅の一つである、阪神線野田駅から一つ先の淀川駅には、各駅停車しか停まりません。車通勤していた頃には、高速道路のすぐそばに見える駅に気づいていましたが、どの電車が通っているのかぜんぜん知りませんでした。

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阪神野田駅の高架下。工具関係のお店が並んでいます。

阪神線の高架沿いに西へ向かうと、パナソニック創業の地があります。

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中之島や福島区あたりは明治時代に多く工場が作られた地域です。私のマンションあたりもかつては大規模な紡績工場があったそうです。阪神野田駅周辺や福島区でも淀川近くの地域は、今でもいくつか古くからの工場が残っています。松下幸之助もかつてこの工場の街で電気機器工場をはじめたのでしょう。

野田駅から歩いて10分ほどで淀川駅があります。

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各駅停車しか止まらない、静かな駅です。

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駅の向こうは淀川の堤防です。

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駅前の商店などはなく、駅周辺は道路と下水処理場があります。駅の周囲は閑散としていますが、少し離れると住宅が密集しています。(写真はこの記事を書いたときに撮ったものです。)

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10)御幣島駅(みてじま)

これまでは自宅より南側の駅を見てきましたが、淀川の向こう岸(西淀川区)にも降りたことがない駅があったことを思い出しました。

自宅近くの新福島駅を通るJR東西線は、海老江を経て、尼崎へと通じています。ときどき使う海老江駅はともかく、その次の御幣島駅はどんなところなのか全く知りませんでした。

 

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淀川を渡ります。広々した気持ちのいい風景です。

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西淀川区役所付近の歌島橋交差点です。大きな道路がいくつも交差しているため、横断歩道がまったくありません。歩行者、自転車は地下道で交差点を超えます。

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地下道がそのまま御幣島駅に繋がっていました。地下鉄野田阪神駅と海老江駅が長い地下通路で繋がっているのと同じような状態です。

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地上に出ても、あまり駅前らしさはありませんでした。

 

11)阪神千船駅

御幣島駅から国道2号線に戻って、さらに西に行くと、神崎川を越える橋にでます。

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橋を渡ってすぐに、阪神電車千船駅に着きます。

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この駅は前後の姫島駅、杭瀬駅と同様、各駅停車しか停まりません。西宮に住んでいた頃梅田に行く時はたいてい特急だったので、そもそも千船駅というものを認識してすらいませんでした(かなり高速で通過してしまうので)。初めて駅前を歩きましたが、大きな団地と密集した住宅街が広がっていました。2号線周辺から離れると非常に静かでした。
 

12)阪神杭瀬駅

千船駅は小さな中洲にあり、駅から鉄道の高架沿いに西へ進むとすぐにまた川に出ます。この左門殿川を渡ると大阪市から尼崎市になります。

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阪神電車と並行して、歩行者用の橋がありました。

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川を渡るとすぐに杭瀬の駅が見えてきました。

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駅前には大きな神社と公園がありました。

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これは地蔵でしょうか。

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杭瀬の街は、2号線を渡った北側(写真奥の方)が中心です。大規模な商店街があります。このあたりはかつて西宮からコストコに通うときによく通りました。商店街はちらっと見ただけですが、非常に活気がありました。商店街に行ってみたいという気持ちもありましたが、自宅からここまですでに6kmくらい走っており、汗冷えが心配なので、寄り道せずに2号線から帰りました。

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再び淀川。向こうに見えるのが阪神電車の橋梁です。