レンズ沼に突入
昨年夏に、久しぶりに一眼レフカメラを使い、その画質に感動しました。
schlossbaerental.hatenablog.com
何となく撮った一枚も、すごくきれいだし、風景の写真などもPCの大きな画面で飽きずに眺めてしまいます。
また、噴水の写真でも、水の動きがくっきりと捉えられます。
シュトゥットガルトの噴水。見事でした。
このカメラを使って、一年間でいろいろな場所でさまざまなものを撮りました。
10月、堺の名物ふとん太鼓を撮りました。暗闇でかつ激しく動く神輿ということで、うまく撮るのが難しかったです。
11月、山口の萩井上本店。美味しいしそわかめがたくさん並んでいました。
正月の西伊豆旅行。富士山を眺める熊谷家の皆さん。
3月、仕事で訪れた高知で路面電車を撮りました。
今年の春に富士山を撮った頃から、もう少し違うレンズを使ってみるのも良いんじゃないかと思い始めました。
18−300mmの便利ズームを購入
とはいえ、望遠レンズや単焦点レンズなど、撮るものにあわせて、いちいちレンズを付け外しするのはちょっと面倒です。そこで、値段が手頃で、広角から望遠まで万能に使えるものを、ということで、シグマのレンズを春に買いました。
SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM ペンタックス用 APS-C専用 886615
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2015/08/21
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シグマのズームレンズをもって、春休みには地元の甲子園球場に、高校野球を撮りにでかけました。
外野席からレンズを目一杯伸ばすと、バッターどころかバックネット裏のお客さんたちや球場の職員さんたちまでくっきりと写りました。
観客席で応援する人たちの様子も撮っていましたが、個人情報保護の観点から、公開できないくらい、ひとりひとりきれいに写ります。(ライトスタンドから三塁側アルプスを撮ったのでやや小さめです。もっと大きく写ってる写真もありますが自粛します)
人の目で見えないはずのものを一度に視野に収めることができる、そんな望遠レンズというのは、人間の知覚にとってのショック体験だなと実感しました。
このショック体験に魅了されて、レンズ沼に落ち込んだり、あるいは盗撮にはまってしまったりすることもあるのだろうと思いました。
5月には白浜の三段壁を撮りました。広角だとこのように崖全体が写ります。
目一杯ズームすると先ほどの崖の一番端にいた、釣り人(?)のみなさんもくっきり見える大きさになります。
レンズって重たい
しかし、シグマのレンズをKS2にくっつけると、全体の重量はもう1kgを軽く超えます。
(甲子園球場で冷たい雨に打たれながら撮影しました。防塵防滴なので雨に降られるくらいは何てことありません)
カメラ本体が678g、レンズが585g、もう1300gに近いわけです。
荷物がカメラだけなら全く問題ないのですが、海外出張時ともなれば、ノートPCや本なども同時に持ち歩くことになります。昨年のドイツ滞在時もけっこう重さに悩まされていたので、せっかく買ったけど、シグマのレンズをつけて海外に行くのは無理ではないかと思うようになりました。
パナソニックのG8を購入
4月ごろからミラーレス一眼への買い替えを検討し始めました。
私が一眼レフを買った、10年近く前には、まだミラーレス一眼は起動が遅い、オートフォーカスが安定していないなど、性能に問題があり、実用的ではありませんでした。
しかし、近年の進歩はすさまじく、最近では画質や機能は一眼レフとも遜色ないレベルになっているようです。
ソニー、パナソニック、オリンパスなどがミラーレス一眼の人気メーカーです。私は手に持った感じがしっくりきたので、パナソニックの中級機、G8を選びました。
値段がけっこう高いので迷いましたが、せっかくだしいいものを、ということで決断しました。昨年のKS2は新古品を買いましたが、G8はまだほとんど中古市場に出回っていないので、いろいろ比べて、結局キタムラが出している単焦点レンズとのセットにしました。単独で買うと3万円近くするレンズが1万円ちょっとでついてくるのでお得です。
開封してみました。
ミラーレス=小さくて軽いというわけでもない
ミラーレス一眼を選んだ一番の理由は、ペンタックス+シグマよりも総重量を軽くしたいからでした。しかし、G8は本体重量(バッテリー込みで)505gと数字だけみるとそんなに重さは変わりません。
大きさの面でも、パッとみただけでは、どっちがどっちか見分けがつかない程度の違いしかありません。
しかし、持ち上げてみると、明らかにG8の方が軽いのです。200gの違いですから、本一冊分です。さらに、レンズをつけてみると違いはより際立ちます。
キットレンズと本体の組み合わせだと505g+210gで715g、また単焦点レンズはすごくコンパクトで、505g+125g=630gと、KS2の本体程度の重さでおさまります。
ミラーレス一眼の中ではそこそこ大きい方だけど、こうして一眼レフと比べると、全体的な小ささや軽さははっきりと差があると思いました。
とりあえず身の回りの物を撮る
噴水を撮りに行くのは8月なのでまだ少し時間があります。その間に使い方を覚えたり、あるいは必要なレンズを揃えたりといったことができたらと思っています。
とりあえず、身近なものを撮ってみました。
ふるさと納税の返礼品で送られてきたとんかつです。
自宅から見える景色を手持ちで。ブレずに撮れます。
昨日食べたカツオのたたき。