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ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

アルザスの町コルマールへ

フライブルクに到着して二日目は日曜日でした。日曜日は街歩きをするくらいしかできることがありません。せっかくここまで来たのだからと、ライン川の対岸にあるフランスのコルマールに行ってみようと思いつきました。

ローカル線とバスで国境を超える

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午前中からよく晴れていて暑い(およそ30℃くらい)フライブルク。ここからコルマールまではグーグルマップを使えばけっこう近いように見えるのですが、電車とバスを使っていきます。しかもDeutsche Bahnではなく地方鉄道です。調べてみると電車バス込みのチケットが券売機で買えるというので、さっそく購入し、列車を待ちます。

二両編成のかわいらしい列車(ちょうど丹後半島を走る第三セクターの列車を思い出しました)は、ここからドイツ側国境の町、ブライザッハまで行きます。

およそ30分ほどでブライザッハにつきました。駅前のバス停からコルマール行きに乗り換えます。しかし、ついたタイミングが悪く、ここで丸一時間待ちました。

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駅前にあったノンアルコールビールの看板。ノンアルコールビールはドイツでも流行っているようですが、どうも日本とはベクトルが違いますね。

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ブライザッハの駅です。ここで線路は切れています。

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駅前。暑くて日陰に隠れました。

城塞都市ヌフ・ブリザックがおもしろい

お昼過ぎにバスに乗り込み、コルマールへ向かいます。出発してすぐにライン川を渡りました。中州に国境がありました。国境を越え、フランスに入るといくつかの町を経由しました。その中の一つがとてもおもしろい町だったので、すぐにカメラを出して写真を撮りました。

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城壁と空堀の一部が写っているだけですが、小さな町の周りに幾何学的に計算された城壁と堀が作られていました。あとで確認してみると、ここは城塞都市ヌフ・ブリザックという町でした。八角形の町の中心には四角形の広場があり、碁盤の目に道路が通っています。

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ウィキペディアに掲載されていた航空写真です。

バスはぐるっと町の中を通過しただけでしたが、非常に心ひかれました。名前のつづりを見て分かりましたが、ここは新しいブライザッハという意味です。もともとドイツのブライザッハはフランスの領地だったのに、奪われてしまって、川の対岸に新ブライザッハの要塞を作ったということらしいです。フランス東部にいくつかある城塞都市のひとつで、世界遺産にも登録されています。

コルマールは絵本のような町

 

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あれこれ説明してもしょうがないくらい、圧倒的な風景でした。

コルマールはフランスなので、久しぶりにフランス語を使おうと思ったのですが、数字をほとんど忘れていて、ワインの試飲のさいにも3ユーロまでしか分からないし、レストランでの会計の際も払いたい金額(チップ込で○○ユーロみたいに自分で言わないといけないので)が言えなくて困りました。たまには思い出さないといけません。