ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

ドイツ語文法入門

身近にあるドイツ語とは?

一年生クラスの課題:身近なドイツ語を探そう 以前職場のFD発表会で、韓国語の先生から授業実践のお話を聞きました。そのときに、いくつか紹介していた授業内の活動で、ぜひとも取り入れたいと思ったのが、身の回りにある韓国語を探すというワークでした。 …

ドイツ語教科書の舞台はどこなのか?

新しい学期、新しいドイツ語教科書 新学期が始まりました。今年も新しい教科書で授業が始まります。 毎年秋から新学期ごろまで、教員のデスクや本棚には、教科書が山のように積み上がります。 自分の授業で使う教科書も数種類あるし、同学年でも学部ごとに違…

名詞の性って何だろう?

名詞の性とは? ドイツ語の大きな特徴の一つに、これまでに記事で解説してきた、動詞の人称変化や冠詞・代名詞などの格変化があります。しかし、もっと単純で、日本語や英語にはない特徴としては、男性・女性・中性という三つの名詞の性があります。 名詞の…

ドイツ語の前置詞について

ドイツ語初級文法後半のもう一つの難所、前置詞 後期には、本務校でも非常勤先でも、前置詞について教えました。前置詞は、たいていの初級ドイツ語の教科書では、後半に入っています。一年で初級文法を終えるクラスの場合は、後期の主要な学習内容に数えるこ…

動詞の変化って? 人称変化総まとめ

初級ドイツ語文法の2つの中心 大学1年時に学ぶ、初級ドイツ語文法には2つの中心があります。どんな大学で学ぶにせよ、この2点を押さえておけばとりあえずは大丈夫というポイントです。 すなわち、冠詞類の格変化と動詞の人称変化です。この二つのポイント…

何度習ってもよくわからない人のためのドイツ語発音入門

*イメージは実際の発音と関係ありません 妻がドイツ語を覚えない ときどき妻が「これなんて読むの〜?」とドイツ語の単語をてきとうに読みます。そのたび、これはこう読むんだよと教えていますが、いっこうに覚える様子がありません。フランス語を長年学ん…

形容詞の格変化を理解する 格変化総まとめ

初級ドイツ語の山場 形容詞の格変化 今学期の前半は、本務校、非常勤先両方のクラスで、形容詞の格変化を教えていました。ここは、いわばドイツ語初級文法の一つの山場です。一年生のドイツ語授業で、このへんからわからなくなる人が続出するところです。2…

人称代名詞の格変化と所有冠詞の区別について

新シリーズ、ドイツ語初級文法のわかりにくいところを解説する その1 以前書いた、所有冠詞と2格の区別についての記事が非常に好評だったので、ほかにも学生を教えていていつもなかなか理解してもらえないな、と思う文法事項について、かなり初歩的に説明…

2格と所有冠詞と「の」

多くの学習者がつまづきやすいポイント ドイツ語教員として仕事をし、ドイツ語を教えながら気づいたことを書くことが目的のこのブログですが、これまでは、ドイツ語の学び方や文法の仕組みについての記事を書くことはありませんでした。 私自身は文学と思想…

ドイツ語の参考書を読む

まだまだ先のことになるでしょうが、ドイツ語の参考書(大学教科書ではなく、一般向けの入門書)を書けたらいいなあと思っています。やる夫やらない夫を使う教科書ではなく、ふつうに本屋さんで売っているような本を作るとしたら、どんな形が考えられるでし…

作文をどのように授業で練習するか

教え始めて7年 ドイツ語を教えるようになって、今年度で7年目です(もう40歳なので、同年代の先生方はもう少し教歴が長いはずです。私はいろいろ回り道をしていたので、すこし遅れています)。 はじめのうちは、自分自身もあまりドイツ語ができるわけではな…

やる夫と学ぶドイツ語2

今年も無事、15回の授業とテストを終えることができた。これからしばらく授業のない日々が続くと思うとやはりうれしい。しかしこのうれしい時期も、ドイツに資料探しに出かけたり、自分の研究に励んだり、マラソンの練習に打ち込んだりしている間にあっとい…

やる夫と学ぶドイツ語1

後期が始まってはや6週目。次回の小テストでちょうど半分ということになる。今期のドイツ語総合2(初級クラス)では、毎回プリントを作成し、文法事項の確認や、練習問題などを載せている。 前期の授業で好評だった、アスキーアートのやる夫とやらない夫も…