ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

熊谷哲哉 ドイツ語教育、ドイツ文学、文学じゃないけどおもしろいものなど。

Apple Watch 3 GPS版の使用感

ガーミンFenix3が故障 先日の六甲5ピークス(台風で中止)にむけて、シューズやバックパックとともに、スポーツウォッチの準備もしていました。この大会は、私がエントリーしたロングコースは32キロ。距離だけだと大したことありませんが、六甲山や摩耶山…

小作文を取り入れた授業

ブログ更新をサボっている間に 前回の記事から三週間くらい更新が滞っていましたが、この間に2回台風が来て、1日授業が休講になり、トレイルランニングの大会が中止になって、分担者として三件の科研費申請を行い(ほとんど手出ししてませんが)、学園祭で6…

2格と所有冠詞と「の」

多くの学習者がつまづきやすいポイント ドイツ語教員として仕事をし、ドイツ語を教えながら気づいたことを書くことが目的のこのブログですが、これまでは、ドイツ語の学び方や文法の仕組みについての記事を書くことはありませんでした。 私自身は文学と思想…

独文学会でのこれまでの発表を振り返る

あの頃は何をしていたのだろう? 思えば昨年も、この時期に過去の自分の研究活動を振り返っていました。 schlossbaerental.hatenablog.com 去年書いた記事では、最近学会で会う若手研究者がみんな偉くみえるので、自分が30歳ごろ何をしていたのか、という…

日本独文学会でドイツ文学講義について発表しました

独文学会で発表しました 9月30日から10月1日まで広島大学で行われた日本独文学会に参加してきました。 今回は、「語学教育の方法を生かしたドイツ文学講義の試み—教養科目でどのように文学を取り上げることができるか—」と題して、ブース発表を行いました。…

ウィーンブルネン巡り(3)庭園の噴水を見る

少し間が空きましたが、ウィーンブルネン巡りの3回目です。今回は、シェーンブルン宮殿と市民公園で見つけたブルネンを取り上げます。もうそろそろ帰国して一ヶ月がたとうとしているので、そろそろ夏の旅行についての記事をまとめる時期ですね。 シェーンブ…

ウィーンブルネン巡り(2)市内中心部を歩く

ヴェーリングから中心部へ 前回の記事に書いたように、今回のウィーン滞在時には、市内北西部のヴェーリング地区にいました。ウィーン市内はバスや地下鉄のほかに路面電車も走っていて、国立図書館に行くには、路面電車を乗り継いでいました。 路面電車の通…

ウィーンブルネン巡り(1)市内北部

3度目のウィーン滞在 8月22日から29日まで、ウィーンに滞在し、オーストリア国立図書館で調査を行いました。今回は、2015年夏、16年春につづき、3度目のウィーンでの調査です。 研究者として訪れる前にも、じつは1度だけウィーンに来ています。1998年の春…

ミュンヘンのブルネン(3)小さな噴水を探して歩く

1)水がきれいなノーネンブルネン 滞在中に、ミュンヘン大学図書館で、いくつかミュンヘンにおけるブルネンの歴史や、有名なブルネンを紹介する本を読みました。市内中心部にあるブルネンでも、私がまだみたことがなかったものがいくつかあったので、実際に…

ミュンヘンのブルネン(2)市内中心部

1)ヴィッテルスバッハブルネン 昨年滞在した際に、一番気に入ったのが、旧市街の北西部レンバッハプラッツにある噴水、ヴィッテルスバッハブルネンです。 今回の滞在時には、私の泊まっているホテルから割と近かったこともあり、何度もおとずれて、違う時…